抗議運動に対抗するトランプ大統領に対し、対抗勢力の民主党が批判するのは当然として、共和党内の、ブッシュ元大統領、マティス前国防長官が反対したのは今後に大きく、国防省内でも、米国国民に対峙するのは自分達の仕事ではないと反発。
A-1:事実関係「トランプ氏、軍動員反対の国防長官叱責 抗議デモ巡り」(日経、4 13:30)
・トランプ米大統領が抗議デモへの連邦軍動員をめぐり政権内の混乱が表面化。
・エスパー国防長官は3日、首都ワシントン近郊に集めた連邦軍の一部退散を命じたが即座に撤回。デモ隊に対する軍の威圧に固執するトランプ大統領の意向に応じたもの。
・軍の政治利用への懸念が強まっている。
・エスパー氏をトランプ氏は叱責。
・国防総省にとっては連邦軍の国内動員はハードルが高い。多くの州知事が動員済みの州兵は暴動鎮圧を主要任務としており連邦軍よりも適任とみる。州兵は40万人程度の動員の余地が残
コメント
コメントを書く最近の報道では10%近くバイデンの支持率が増え逆転され、トランプ大統領が理性を失っており、やることなすこと、悪い方向に向かっているということである。一方中国の習近平もかなり身内から、また共産党内からかなり批判者・反対者が増えていることが報道されている。
6月5日 JBpressによると「中国の貧困、李首相まさかの暴露」と」次のように報道している。
5月28日中国の全人代記者会見で、「昨2019年中国人の平均月収3万元(約45万円)だった」と公表し、一方で「中国には月収1000元(約1万5千円)の人が6億人もいる」とあかした。月収1000元は年収1万2千元(約18万円)にしかならない。絶対的貧困ではないが、相対的貧困6億人は平均年収の40%しかない。日本では122万円以下が相対的貧困である。その差が大きい。
暴露したのは、江沢民、胡錦涛など元老などが習近平の暴走に眉ををひそめているだけでなく、「紅2代」「紅3代」の中にも「反習近平」が大きくなっているのではないか。習近平夫人とハーバードで学んだ娘が別居中という。両人とも香港武力弾圧と国家安全法導入に反対しているという。
米中のトップ両人とも、国内では反対派が勢力を増している。両者退陣が一番望ましい姿ではないか。安倍首相も同じである。
>>1
中国共産党はご指摘が事実としてもなんの違和感もない
いわゆる「ブルジョア政党」です。
ブルジョア度は日本の自民党といい勝負。
自民党支持の人がなぜそんなに敵視するのかよくわからない。
ところで今日の孫崎さんのタイトルは、藤井聡太かなと思っていたけど。
changeさんが例によって中国批判を展開されたので、ここはわたしも。
今回の棋聖戦五番勝負は歴史的なタイトル戦になるので、フルセットマッチの
激闘を見たい。
一局勝つのも難しい藤井聡太から三局勝てと要求される渡辺 棋聖は大変だけど
ここは名人戦は忘れて全力投球を。
さもないと三局棒で終わりかねない。
係る抗議運動を巡りトランプを批判するブッシュ、マティス、エスパーはいずれもネオコン系列、軍産/金融系勢力側だ。
マティス(国防長官就任時の本ブログ過去記事):
「イランにあまりに強硬であるとして、(中央軍司令官を?)解雇されたといわれる」
「“Mad Dog”,“Warrior Monk”があだ名」
「アフガン時代、ベイルをかぶらないと言って殴る人がいる、だから彼らを撃つのは楽しみと発言」
エスパー(国防長官就任時の日経):
「ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)ともブッシュ(子)政権時代から親しいという」
「軍需大手レイセオンのロビイストを務める」
要は、完全復権を望む軍産/金融系勢力がトランプを潰しに掛かっている。
「何で米国ではクーデターが起きないのか?」「米国大使館が無いからさ!」━このジョークの通り、他国の政権転覆工作は米国の「お家芸」だ。近いところではウクライナ政変が思い浮かぶ。それを今や米国内にまで舞台を移した。「戦後史の正体」では60年安保で岸政権を潰した張本人は、岸が邪魔になったCIAである旨明かされている-
“CIA長官(アレン・ダレス)が「まず岸の引退が望ましい」という判断をしていることです。そして「財政的影響力を使って」岸打倒に動いたということです。”
それと同じことが目下の米国で進行中なのだろう。
Tips:
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法
http://magosaki-blog-tips.blogspot.com
これは便利!リテラシー無しのウザいクズ、カス コメントを完全にブロック!
米支配層は米軍を中国にぶつけることしか考えてない。この支配層にはトランプがその米軍を黒人弾圧に使うというのは認められない。場合によっては、米軍が黒人のデモに吸収されるかもしれない。その時に革命が起きるかも知れない。
米支配層にとっては黒人は牙の無いサーバントと従順なメイドサーバントであればよい。彼らを怒らし集団となって支配層に歯向かってくることは最も恐ろしいことなのです。1790年(共産党宣言のはるか昔)に起こったハイチの共産主義革命は米支配層にとって忘れる訳には行かない。最近に至っては、キューバ革命。南米大陸の底流にハイチの革命王ブラックジャコバンのスピリットが流れているのです。
しかし、トランプのトランプたる所以は米支配層のそのプリンシプルを敢えて無視していることだ。トランプはほぼ本命だったヒラリーを倒した。理由は黒人同様に貧乏な白人の熱烈支持があったからだ。二期目もその白人の岩盤支持層の期待に応えるしかない。白人の貧乏な警察官が黒人を虐殺したとき、貧乏な警察官の側に立つのは必然だった。
以上は表面の現象に関する私の分析だが、今回の激しい黒人を中心にしたデモはコロナが米国のスラムを中心に壊滅的に襲ったことから来る米新自由主義の行き詰まりに抗議していると観ている。その矛盾を解決するには中国を攻め落とすための軍備費用は大幅に削減されねばならない。米国の貧乏な白人、黒人、ラテンの不満は、1970年から本格的に米国が進めてきた「資本万歳主義」は否定されなければ、解消されないと私は観測している。
米国ファンでもあり安倍ファンでもある、又、トランプの岩盤層に酷似する日本のヒトビトは安倍政権の宗主国米国の主柱に大きな亀裂が走っているのをしかと認識すべきだ。
>>3
中年で茶髪の大橋8段が最近の解説で「藤井君がいくら強くても、自分のランキング評価では一位渡辺、二位永瀬、三位藤井聡太と言ってました。私のランキングでは二年前から一位藤井聡太です。残りは全部ドングリの背比べです。大橋8段は永瀬、渡辺に勝ったことが無いから、渡辺、永瀬の権威が潰されるのを想像したくなかったのかなと思っています。
>>6
藤井聡太の驚異的なところは、当初の弱い棋士相手の凄まじい勝率が
頂点近いところにいる棋士と連続して当たるようになっても少しも
落ちないことです。
勝率0,7で将来のタイトル候補です。
相手が強くなってきても0,666ラインをキープでタイトル戦の常連となります。
藤井ははじめから勝率8割超、相手がタイトル経験者ばかりになってきても
8割超、これはもう規格外の化け物です。
五番勝負で三つ、七番勝負で四つ、これだけ藤井相手に勝てと言われたら
誰だって絶望しかないと思います。
>>7
全くそうですね。