抗議運動に対抗するトランプ大統領に対し、対抗勢力の民主党が批判するのは当然として、共和党内の、ブッシュ元大統領、マティス前国防長官が反対したのは今後に大きく、国防省内でも、米国国民に対峙するのは自分達の仕事ではないと反発。 

A-1:事実関係「トランプ氏、軍動員反対の国防長官叱責 抗議デモ巡り」(日経、4 13:30

・トランプ米大統領が抗議デモへの連邦軍動員をめぐり政権内の混乱が表面化。

・エスパー国防長官は3日、首都ワシントン近郊に集めた連邦軍の一部退散を命じたが即座に撤回。デモ隊に対する軍の威圧に固執するトランプ大統領の意向に応じたもの。

・軍の政治利用への懸念が強まっている。

・エスパー氏をトランプ氏は叱責。

・国防総省にとっては連邦軍の国内動員はハードルが高い。多くの州知事が動員済みの州兵は暴動鎮圧を主要任務としており連邦軍よりも適任とみる。州兵は40万人程度の動員の余地が残