• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

日米安保闘争、横田基地訴訟で壁を意識したが、孫崎さんの述懐「日本と同様に第二次大戦後、米軍基地を容認してきたドイツは、自国の主権を反映する形で協定を修正してきました。日本も、そういう時期にきています。」を読みながら、目指してきたものが大きく異なっていたことが分かる。

日本自立の道は、安保闘争挫折後、憲法改正しかないとみていたが、孫崎さんの地位協定修正の次期というのを見て、今までの日本自衛の在り方の相違は何だったのかという気持ちになる。

中国の最近の動向、特に尖閣周辺における漁船追尾、南シナ海でのインドネシア、ブルネイ、ベトナム、フィリピン、台湾、マレーシアなどの中国に対する反発などを考えていけば、日米同安保条約の必要性が高まっているとみておられるのでしょう。高まっていなければ、「地位協定修正」のご投稿はなかったとみています。それとも、憲法改正は遠のいたから、地位協定修正を持ち出したのか、真意は不明。

憲法改定でなく地位協定修正でもよい。主張する姿勢が大切です。中国に対する中途半端な態度は放棄し、毅然として独立国としての主張をできるようにしていかなければ、アジアの友好国と一体で中国に向き合うことなどできない。
No.1
54ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
東京新聞「安保条約60年 日米関係を問う」 2020 年 6 月 8 日 日米安全保障条約の発効から六十年。この間、国際情勢は大きく変化した。東西冷戦の激化、ソ連崩壊と冷戦終結。米国一極体制から米中対立へ。今、あらためて安保条約と日米関係を問う。<日米安全保障条約> 1951年に締結された安保条約は「旧安保」、60年発効の条約は「新安保」。新安保条約は60年1月に署名。5月20日に衆院で可決。参院では実質審議は行われず、6月19日に自然承認。23日に発効した。正式名称は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」。前文と10の条文から成る。    孫崎享「協定に日本の主権を」 今日、 日米安全保障の関係者が、日米安全保障体制を強化しようと発言するとき、「日米安保条約を基礎において」という言葉はあまり使いません。なぜでしょうか。 それは、現在の日米安全保障協力が、一九六〇年締結の日米安保条約の
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。