フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
尖閣諸島に関しては、日中双方が自分のものと主張している。日本の国内においては、尖閣諸島は日本領だと確信しているが、国際的に見て決してそういうことではない。米国が沖縄返還した時、米国は①領有権については、日中のどちら側にもつかない、②管轄権は日本にあるという立場である。
領有権がなくて管轄権はあるというのは、脆弱な関係である。
この問題は日中国交回復の時の、田中首相、周恩来首相の時の対話にまでさかのぼる。この時も尖閣問題は極めて微妙であり、正式の議題とすると日中間全体の合意が成立しないような状況である。ここで、それまでの水面下の接触を踏まえ「棚上げ合意」が暗黙の了解となった。
領有権が正式に解決しない中で、管轄権を認める形での合意は実は日本に有利である。
しかし、日中間の緊張を求めるグループの圧力で、今日、日本政府は棚上げの合意がないとの立場を取っている。それが今日の日本政府の立場
これもいい感じですね。
唯一つ。コロナ不況で助かったのは内部留保だというのにひっかる。日本の一流企業の殆どが国際会計にしたがい税額計算していてその税収も微々たるものです。低い法人税率を擁護したいんでしょうが、大企業が資金繰りが悪化したら、日銀が無制限に貸します。倒産はあり得ない。
日本みたいな国、つまり貨幣印刷主権国家には財政収支の為の税収確保が不可欠という考えは古い。税率、税収の額はインフレを抑制出来ている限りにおいてはゼロに近くても何ら問題ない。そういう国家は財政赤字では潰れません。日本はギリシャとは違うのです。
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