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changeさん のコメント

休戦協定署名の当事者は、米中朝であり、韓国は休戦協定反対のため、当事者ではない。

第一の思惑がぶつかり合うのは、米中朝の3か国であり、日本はともかくとして、韓国の南北統一の悲願は、3か国の思惑が一致しなければ、南北統一どころか休戦協定が終わりにならない。

トランプ大統領は、当初、成果が得られれば、地位が安泰ということで取り組んできたが、信条の経済的ウインウインの利益関係が整えば解決するなどと単純に考えていたのではないか。
統一の障害は、一つは金正恩体制の継続維持問題であり、一つは核兵器の廃棄問題であり、この根本問題に取り組まず、皆が自分勝手に終戦構想を描いていれば、絶対に解決できない。何とかして終戦にもっていきたいと考えている北朝鮮にとっては、韓国の仲介は単なる連絡ボーイでしかなくなる。

南北統一の温度差が北朝鮮と韓国に大きな壁となり、核保有と金正恩体制に対する米中の一致した見解が発展しない限り、一生懸命頑張っているのは、北朝鮮だけになってしまう。金正恩の健康状態が心配されるが、現在の進み具合から判断すると、たとえ生存しても直接北朝鮮の軍部、内政を司っていくのは金与正党第一副部長となっていくのでしょう。韓国は正念場に立たされている。北朝鮮は、米国の大統領選以降に解決を引き延ばしたのであり、文政権は日本に対する八つ当たりを強めてくるのでしょう。
No.2
53ヶ月前
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A-1  事実関係1「北、南北連絡事務所を爆破…朝鮮中央通信「完全に破壊させる措置を実行した」(読売) 北朝鮮は16日午後2時50分、北朝鮮南西部・開城(ケソン)に設置されている南北共同連絡事務所を爆破した。南北の当局者が常駐して意思疎通するため、2018年に開設された連絡事務所は、韓国の文在寅政権の南北融和政策の最大の成果の一つだった。朝鮮中央通信は16日夕、「共同連絡事務所を完全に破壊させる措置を実行した。けたたましい爆音とともに無残に破壊された」と伝えた。韓国統一省も爆破を確認した。連絡事務所の設置は、18年4月に文大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が南北首脳会談で署名した「板門店パンムンジョム宣言」に盛り込まれた。南北間の交渉や連絡、当局間の会談などのために18年9月に開設された地上4階、地下1階の建物だ。北朝鮮は今月に入り、韓国の脱北者団体が正恩氏を批判するビラを大型風船で飛ばしたこと
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。