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りゃんさん のコメント

たしか昨年の東方経済フォーラムでインドは印露関係強化を打ち出し、さらに印露日の強化を提案していたとおもいます。かれらが今後をよく考えた結果でしょう。そして印露日のかげのキーパーソンはもちろん米国ですね。

国際関係の予測などはむずかしいのですが、とくに中国については、インテリジェンス部門はともかく、一般のメディアに接するしかないわれわれにはむずかしい(たとえば中国について、チャイナ肺炎でこうなるというのを、今年の正月に予測していたひとは日本のメディアにはいなかった。そうすると最近少しいわれていますが、三峡ダムがいきなり決壊するかもしれない)。

しかし確かに言えると思うのは、国内的にも対外的にも軍事力や警察力、つまりチカラで問題を解決しようとする中国に対して、われわれはインドから学ぶべきことも多いと感じます。さしあたって、国境は守るということかな。

まあそもそもが、今回の係争地はチベットとインドとの境界付近のできごとであり、どんな意味でも漢民族の土地ではないのです。
No.10
53ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1  事実関係1中印、係争地で対峙する軍の撤退で合意(ロイター、 6 月 23 日)  インドと中国の軍司令官は、両軍が先週衝突した係争地で対峙している軍を撤退させることで合意した。インド政府筋が23日に明らかにした。一方、中国外務省の趙立堅報道官は、双方が緊張緩和措置を取ることで合意したと表明した。 インド政府筋は、22日に両国の軍司令官が長時間にわたって行った協議の結果について「撤退に向けた相互コンセンサスがあった」と説明。「ラダック東部のあらゆる係争地域からの撤退方式が話し合われた。双方が撤退を進めるだろう」と述べた。また、趙報道官は、両軍の衝突で中国側の犠牲者が40人だったとする最近のメディア報道について「フェイクニュース」だと述べた。 B: 関連 米国等、中国・インドの動向に対し、関心。その中、国境衝突を中印対立の象徴的出来事として報ずるものが多かった。 (1)    ファイナンシャル・
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。