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changeさん のコメント

中国とインドの国境線インフラ整備問題である。

①.中国とインドの間に世界有数の長さ約3,500kmを誇る国境線が存在しているが、多くの国境線が未確定である。

②.インドは国境線を確定させるため国境付近のインフラ整備(道路や橋)している。

③.中国のインフラ整備は軍事的要素が強く、軍事利用可能なトンネルの建設や戦闘機を配備できるガリ空港の整備などインド側からすれば見過ごせる問題ではない。
 ガリ空港は軍民共用で使用されており、中国空軍のJ-11もしくはJ-16が4機配備されているのが、衛星写真で確認されている。

解決策として、空軍機4機を撤退させることをインドは要求しているが、交換条件として中国は、インドが国境付近のインフラ整備をやめることを要求している。

3,500kmの国境線、しかも未確定な国境が多くあるという。中国の立場になると内陸・海の国境線・領海線というようにとてつもない線引きは、たとえ線引きしても、軍事的には解決しない。軍事・政治的圧力で解決しようとしても、力では解決しない。中国は、話し合いによる平和的か解決を目指さない限り、いつもどこかで紛争があると心配ばかりしていなければならないことになる。力の外交は止めるべきでしょう。
No.6
54ヶ月前
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A-1  事実関係1中印、係争地で対峙する軍の撤退で合意(ロイター、 6 月 23 日)  インドと中国の軍司令官は、両軍が先週衝突した係争地で対峙している軍を撤退させることで合意した。インド政府筋が23日に明らかにした。一方、中国外務省の趙立堅報道官は、双方が緊張緩和措置を取ることで合意したと表明した。 インド政府筋は、22日に両国の軍司令官が長時間にわたって行った協議の結果について「撤退に向けた相互コンセンサスがあった」と説明。「ラダック東部のあらゆる係争地域からの撤退方式が話し合われた。双方が撤退を進めるだろう」と述べた。また、趙報道官は、両軍の衝突で中国側の犠牲者が40人だったとする最近のメディア報道について「フェイクニュース」だと述べた。 B: 関連 米国等、中国・インドの動向に対し、関心。その中、国境衝突を中印対立の象徴的出来事として報ずるものが多かった。 (1)    ファイナンシャル・
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。