フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
A-1 事実関係1「自動車 8 社の 5 月国内生産台数が 61 %減」(共同)
自動車大手 8 社が 29 日発表した 5 月の国内生産台数は、前年同月比 61.8 %減の 28 万 7502 台だった。新型コロナウイルスの影響で工場停止が相次いだためで、減少率は 4 月からさらに悪化した。
A-2:[ トヨタ 5 月 世界生産 54.4 %減 ]
トヨタ自動車が 29 日発表した 5 月の世界生産は、前年同月比 54.4 %減の 36 万 5909 台と、 5 カ月連続で減少した。新型コロナウイルス流行の影響で需要が急減し、国内生産の縮小を余儀なくされたことなどが響いた。減少率はデータがある 2004 年以降で最大になった。
同時に発表した 5 月の世界販売は 31.8 %減の 57 万 6508 台だった。減少率は、 4 月の 46.3 %減から回復しており、 4 月が販売落ち込みの底となる可能性がある。
国内生産は 57.0 %減少の 12 万 2744 台で、世界生産全体を押し下げた。全工場
それはさておき、コロナは世界的に抵抗力の弱い人間を大量に殺している。このパンデミックはワクチン、治療薬が完成しても、世界的に終息するには過去に例が無いほど長く続くのではないだろうか。その結果、世界の市場は縮小せざるを得ない。結果、企業の売り上げは激減し、失業者が大量発生する。コロナ死者よりも失業による自殺を私は心配する。
問題は失業者をどう救済するか?だ。米国は新自由主義の国だから、ケインズに戻るのを嫌っている。が、いずれは、ケインズに戻るだろう。日本も安倍政権になって本格的に金権主義を採用して来たが、その路線は根本から見直され、戦後採用した失業対策事業を復活させねばならないだろう。ウイズコロナなんて悠長なことでは済まない。
最後に今日のテーマの日本の自動車業界だが、厳しい選択と集中は避けられない。トヨタのハイブリッドも将来性と言う意味では俎上に乗せられ吟味されよう。その過程で企業の従来の所有者は新しい所有者に向かって大々的な入れ替えが起ころう。
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