• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

さて、この朝鮮戦争シリーズでは、

「しかし、朝鮮戦争はスターリンや毛沢東が唆して実施されたものではありません。(略)国内を武力でもって統一しようとする金日成(略)」

ということが、孫崎さんから明言されたのは、私にとっては収穫でした。つまり、朝鮮戦争は金日成がおこしたわけですね。そして、外国人も多数しんだが、それだけでなく、多数の非軍人の朝鮮人が死に、今日までつづく対立構造と悲劇をうみだし、その一環に拉致問題もあるわけです。

朝鮮戦争を金日成(金王朝の始祖)がおこしたことに向き合えない日本人も多いのですが、そういうヒトビトはぜひ「朝鮮戦争の正体」を読むべきでしょう。言論の自由のある韓国のヒトビトなんかも、どうしてもそのことと向き合わないとね。
No.5
53ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 『朝鮮戦争の正体』:【目次】 序章 忘れ去られた戦争 第一章 朝鮮戦争はなぜ起こったか 米国・北朝鮮・ソ連・韓国軍・中国の犯した誤り 朝鮮戦争勃発時の米軍 / キッシンジャーの批判 / 朝鮮戦争を始めたのは北朝鮮か韓国か / なぜ、米国・北朝鮮・ソ連・中国は読み間違えたのか / 一枚岩でない米国 / ソ連の動き / 中国はなぜ参戦したか … ほか 第二章 朝鮮半島を分断せよ 米ソが潰した「朝鮮人民共和国」 / 分断・アメリカの占領 / 分断・ソ連の占領 / 米国は李承晩、ソ連は金日成を選択 / 南での単独政権への動きと、南北統一を求める動き / 暗殺 / 李承晩の下での「朝鮮戦争」への道 / 北朝鮮 ( 金日成 ) とソ連 ( スターリン ) の関係 / 直前の緊張 / 一九四九年の戦闘 … ほか 第三章 朝鮮戦争の開始 朝鮮戦争初期 / 仁川上陸作戦 / 中国側には、仁川上陸作戦の可能性を見抜いていた人物がいた / 三十八度線を越えるか否か / 逡巡する毛沢東と中国内部の動き /
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。