フレデイ タンさん のコメント
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私は外務省国際情報局長の時、月一回位の頻度で、米国情報機関の東京支局長とホテルオークラで朝食を共にした。特段仕事の話はなかった。国際情勢や、日本の政治情勢を取りとめもなく語り合った。
その頃、映画「プライベート・ライアン」がヒットしていた。監督はスピルバーグ、主演はトム・ハンクス。筋は次のようなものである。
米国はノルマンディ作戦を成功させたが、まだフランスの多くはドイツ軍の支配下にある。この時期、陸軍参謀総長マーシャルの下に、戦死報告が届く。ライアン家の四兄弟のうち三人が戦死したというものだった。残る末子ジェームズ・ライアンは一兵卒でフランスのドイツ軍支配下の地域にいる。ライアン家の四人が全員死んだとなると、米国世論に悪影響を与える。マーシャルは一兵卒ライアンの救出を命ずる。命令をうけた大尉は部下 6 名と通訳を連れ救出に向かう。この作戦に軍事的利益は何もない。結局ライアンは救出されるが、救
香港の若者が持つ大義は香港を英米の植民地に完全復帰させることにあるのです。自由と民主主義は単なる表看板です。CIAとそのバックの米国にアジトを置く巨大資本の思惑で若者たちが動いた面は否定出来ないのです。ただ、一面、75年前に日本の若者が米国と英国を鬼畜と憎んで、南海上の航空母艦に突撃した故事に似てます。しかし、「ナイロビの蜂」の視点に立てば、若者の矛先はCIAの不条理に向かうべきでは無いでしょうか。
この若者たちが、香港国安法の成立でさっさと亡命する。それを日本が受け入れる?冗談はやめてください。ロバート・ライアンの視点に立てば、若者は香港を捨てるべきでない。しかし、彼らは捨てる。元来、彼らは保険を掛けていたんだと思われても抗弁出来ないのです。動機は不純と言えないか?我が国の全共闘の若者、特攻隊の若者、一切、不純な保険をかけて無いのです。
そういうことですよ、今日のテーマは。
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