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りゃんさん のコメント

孫崎さんの記事とはあまり関係ないですが、話題に出ているのでひとこと。

みなさんご承知とはおもいますが、友人の医師(複数)に具体的に確認したところでも、今現在でいうと(地方ではもっと早い時期に)、東京や神奈川でも、有症状の患者がクリニックの外来を受診して医者がチャイナ肺炎の疑いがあると診断した場合、スムースにPCR検査を受けることができ、数日中に結果が出ます。3月4月ごろのPCR検査がなかなか受けられなかった状況とは異なっており、「有症状者の早期診断」のなかにすでに標準的にPCRや類似検査は組み込まれています。

それを超えて、ある一定地域の全数PCR検査をやることを望むヒトビトがいますが、理由は今回詳述しませんが、わたしはそれには賛成ではありません。

しかしひとついうなら、今後3、4か月もたてば、効果の確実な治療薬もワクチンもないまま秋冬となり、普通感冒、インフルエンザ、熱の出る下痢症等々、チャイナ肺炎類似の疾患が増え、またチャイナ肺炎自体も実数が増えてくることは容易に想像されます。その前にはさまざまな災害もあるでしょう(今現在もおきていますが)。入院が必要な患者へのベッドも一定程度用意されていますが、短期間に爆発的に入院が増える可能性もあります。それらをどのように扱って行くかの計画策定やシミュレーションがいま必要で、全数PCRをやっている暇はないとおもっています。

一方、以前から言っていますが、わたしは早期に、地域等を限ったうえで、日本的な都市封鎖を躊躇すべきでないとおもいます。都や国の専門家たちも、緊迫感をもって日々判断しているとはおもいますが。
No.13
53ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。