フレデイ タンさん のコメント
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講演:朝鮮戦争の正体 論点紹介
論点1:ソ連が戦争を仕掛けたか
朝鮮戦争はソ連が仕掛けた戦争が通説。代表的見解トルーマン「韓国陥落なら米国に近い諸国まで蹂躙」。だが実際は「北は南を銃剣でつつきたがってた」(フルシチョフ回顧録)。スターリン→駐北ソ連大使「我々が引きずりこまれない様に」
・トルーマン大統領。
「・1950年6月24日土曜日、ミズーリ州インデペンデンスにいた。トルーマンはワシントンに向かいます。。もし韓国が陥落するのを許せば、共産主義者たちはこれに勇気づけられて、米国の沿岸に近い諸国まで蹂躙するようになるだろうと考えた。」
このトルーマン大統領の反応が、基本的に朝鮮戦争解釈の定番になります。
・スターリンはどう対応していたのか。
フルシチョフ回想録。
「 194 9年終わり金日成が代表団をひきつれて訪れ、スターリンと協議した。北朝鮮人は南朝鮮を銃剣の先でつつきたがっていた。金日成の
先生の「朝鮮半島の正体」から多くの知見を得ましたが、その中でも、私がポイントと思うのは当事国の米国が朝鮮戦争を「忘れてしまいたい失敗の戦争だ」と深く認識し、西側のメデイアや出版界に対して「真相を書くな!」と脅迫めいたことをしている事実です。
振り返れば、日本も実は半島で失敗の戦争をしています。実は、豊臣軍が半島で何をやったのか事実関係がさっぱり分かりません。豊臣秀吉には米国と同じく朝鮮征伐を「忘れてしまいたい苦い戦争だった」のでしょう。ところが、侵略受けた李王朝も苦い戦争だったみたいです。朝鮮の「武」のヤンパンが逃げまどったらしいのです。両国にとって苦渋の戦争です。
トランプが韓国から駐留軍の数を減らすらしい。米国はやっと朝鮮民族の「しぶとさ」に気付いたみたいです。米軍が半島から完全撤退すれば、北朝鮮は平和に向けて前進することが期待出来ます。
トランプは朝鮮半島を中国、ロシアに攻め入る入口とし活用する米国支配層が抱く旧式の戦略を思い切って返上したと解釈されます。日本もこの米国の変節から「朝鮮半島への感情を根本から改める機会」が到来したと受け止め、そのように舵取りをしなくては、早晩、世界の流れに後れを取ると危惧いたします。
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