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changeさん のコメント

6月の貿易統計をテーマに取り上げ、中国統計局の16日発表の第2・2四半期の国内総生産(GDP)3.2%を参考資料としているのが面白い。

輸出は、海外各国がコロナの影響をもろに受けているが、日本では製造業は基本的には自主休業しなかった。休業したのは海外で売れないため在庫を積み上げることを回避したからであり、相手があっての商売致し方ないことである。中国向けは、自動車用・通信器用部品を主体とした輸出が堅調であったということでしょう。

日本は貿易主体から、消費、サービス、金融所得などが大きくなっており、悲惨な実態は、国内消費に関連する産業が壊滅的打撃を受けていることに目を向けるべきでしょう。製造業などは、助成金が国から出ており、大きな不満はないでしょう。

コロナの実態を的確に把握することが大切であるが、今回の「Go To」はコロナより、政府にたてつくものはつるし上げるようなやり方で、東京都民が抹消されてしまった。

第一,菅官房長官が「東京問題」などと東京が感染者数が多いのをやり玉に挙げたのが間違っている。菅官房長官は、感染実態を正しく把握していない。東京の感染者数が多いから東京を除外するのが正しければ救いようがあるが、小池氏が指摘しているように検査数に対する陽性者数でみれば、東京は6%台、大阪は10%台であり、大阪は危険水域である。マスコミも大阪の実態に触れようとしない。おかしな現象が起きている。

現在の状況を突き破るためには、よく言われているように、「外出自粛」と「検査数を増やす」ことが必要になってくる。
我々が学んだことは、外出自粛が8割とか7割、最低5~6割外出自粛が実施されれば、東京などは現状かなり検査数が増えており、検査数が1万になれば素晴らしい。外出自粛を都民にお願いすることを繰り返していけば、東京は陽性者を収容できるホテルさえ確保していけば,重症者の医療が崩壊することが避けられるのではないか。
No.3
52ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1  事実関係1 「 6 月輸出 26.2% 減、コロナの影響続く 中国向けは横ばい」(日経、20日) ・ 6 月の貿易統計速報によると、輸出額は 4 兆 8620 億円で前年同月から 26.2% 減。 2 桁減は 4 カ月連続。下げ幅は 5 月の 28.3% 減よりは小さかった。 ・中国向けは 1 兆 2430 億円で 0.2% 減。コロナ禍が深刻だった 3 月に 8.7% 減、 3 カ月連続で減少幅が縮んだ。半導体製造装置などの減少が続く一方、銅など非鉄金属が 71.8% 増え、自動車も 18.8% 。経済活動の再開を反映した動き。 ・米国向けは 46.6% 減の 7246 億円。減少幅は前月の 50.6% よりは縮んだが、なお落ち込みが続く。自動車は 63.3% 減。 ・欧州連合( EU )向けは 4337 億円で 28.4% 減。マイナス幅は前月( 33.8% )より小さかった。 ・最悪期はいったん脱したと分析しつつも、持ち直しの動きは鈍いとみている。 ・輸出全体を品目別にみると自
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。