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りゃんさん のコメント

中国経済の本格的な回復には、輸出先である欧米や日本の経済回復が必要条件であり、先行きはまだまだ厳しい。そのうえ米中摩擦、というか米中戦争も加わっている。

現在は金融緩和や財政出動の効果がでているかたちとおもわれるが、若年層の失業問題や、三峡ダムの放水で長江中流域が洪水になっている問題は深刻だ。特に後者は下流の大都市圏を守るために、それより上流の人民を犠牲にしたかたちで、長江下流域は中国にGDPの4割近くを稼ぐともいわれているため仕方ない面は確かにあるが、人生をかけてきずいてきた財産を国によって奪われている人民の憤懣は想像するに余りある。今後、中国国内の大きな対立の原因になるだろうとおもいつつ眺めている。

大恐慌からいちはやく抜け出したナチスドイツを思い出す。近衛文麿などは、ナチスの大ファンだったのだ。
No.6
52ヶ月前
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A-1  事実関係1 「 6 月輸出 26.2% 減、コロナの影響続く 中国向けは横ばい」(日経、20日) ・ 6 月の貿易統計速報によると、輸出額は 4 兆 8620 億円で前年同月から 26.2% 減。 2 桁減は 4 カ月連続。下げ幅は 5 月の 28.3% 減よりは小さかった。 ・中国向けは 1 兆 2430 億円で 0.2% 減。コロナ禍が深刻だった 3 月に 8.7% 減、 3 カ月連続で減少幅が縮んだ。半導体製造装置などの減少が続く一方、銅など非鉄金属が 71.8% 増え、自動車も 18.8% 。経済活動の再開を反映した動き。 ・米国向けは 46.6% 減の 7246 億円。減少幅は前月の 50.6% よりは縮んだが、なお落ち込みが続く。自動車は 63.3% 減。 ・欧州連合( EU )向けは 4337 億円で 28.4% 減。マイナス幅は前月( 33.8% )より小さかった。 ・最悪期はいったん脱したと分析しつつも、持ち直しの動きは鈍いとみている。 ・輸出全体を品目別にみると自
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。