なしさん のコメント
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いろんな機会が人を新しい道に導く。新しいものを生み出していく。
今私は、藤原真理の「愛のコトバ/トロイメライ」を CD で聴いている。聴こうと思ったのは全くの偶然だ。
今年7月に、私は『朝鮮戦争の正体』を出した。『週刊金曜日8 /21 』が秋山晴康氏とのインタビュー記事を掲載してくれた。その表紙が「チェリスト・藤原真理さん “音楽というものは自分の文化を背景にして出てくるものなのです」とあった。藤原真理氏は第六回チャイコフスキー国際コンクール」第2位を受賞している。 OD だって、シューマン作「トロイメライ」等外国の作曲家の曲である。そうした曲の演奏をしながら、“音楽というものは自分の文化を背景にして出てくるものなのです」との考えを持っている。何なんだろうと思った。
彼女が何を語っているか。「マスタークラスに東欧からも生徒が来るのですが、彼らはビブラートが強烈です。ソ連のある時期、自分が亡命したら親族が
ピアノの巨人豊増昇さんとやらのおっしゃったことはただの
白人コンプレックスが言わせたくだらない言葉です。
非白人が西洋音楽の演奏家として世界のコンサート会場に
出始めたのは小澤征爾が先駆けかな、それにインドのズービン・
メータ。
わたしか大学生の頃だったか。
日本人のピアニスト中村紘子など海外のコンクールで活躍する
演奏家が続々出てき始めたのです。
当時は非白人はほとんど日本人。
残念ながらなかなかトップまでは行けません。
そこに出てきたのが韓国人女流バイオリニスト、チョン・キョンファ。
彼女は世界の楽壇を席巻してしまいました。
そこでNHK交響楽団が招聘しようとしたのですが、
なんとエライさんが拒否。
正確になんといったか忘れましたが要するに、韓国人の
まがい物の西洋音楽家を、本物の西洋音楽を追求する
NHK交響楽団と共演させるのはいかがなものか、だったの
だそうです。
彼氏のアタマの中では西洋音楽は白人と名誉白人の日本人だけのもの
であって欲しいとの願望があったのでしょう。
これはわたしの経験ではなく聞いた話なのですが、
ヨーロッパのピアノコンクールに黒人ピアニストが出場
した時、日本人の評論家がそれを見て、違和感がある、と
堂々と臆面もなく音楽雑誌に書いたそうです。
なにが言いたいのかというと、非白人西洋音楽家がちゃんと
やれるかというのは日本人で、それは白人コンプレックスから
きている。
返す刀で日本人以外の非白人音楽家を差別する。
なんたってこっちは名誉白人ですから。
ところでピアノの巨人て本当に巨人なのですか。
わたしは初めて聞く名でした。
せいぜい、阪神くらいかと。
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