tako2008さん のコメント
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安倍政権の大きな特徴は、安全保障面で、自衛隊を米国戦略のために海外で展開するための法整備を行ったこと、それも世論の強い反発にも関わらず推進したことにある。ただ、反対の動向を見ると、次第に抵抗力が減じていったことが解る。
A-1 事実関係1:世論を顧みず、敵と味方に分断 「安倍カラー」政策を押し通す <安倍政権 緊急検証連載>(東京新聞。 8 月 30 日)
安倍政権が推進した重要政策、当時の民意は?
直後の共同通信世論調査、単位は%
・2013年12月 特別秘密保護法成立
同法への不安 感じない:22.3 感じる:70.8
同法への賛否 賛成: 24.9 反対 :60.3
・14年7月 憲法解釈変更で集団的自衛権容認
賛否 賛成:34.6 反対:54.4
・15年9月 安全保障関連法成立
賛否 賛成:34.1 反対
それ以外は基本的には賛成であった。
秘密保護法については、外国の内政干渉を防ぐことは安全保障の基礎
だと思うのだが、私の考え方が保守的過ぎるのだろうか。情報機関を
持つべきというのは、孫崎先生のかつての持論だったはずでは。
また、「武器輸出三原則の見直し」について賛成の理由は、軍事技術力
の向上のために必要と思われるからだ。実際に戦争するわけにはいかず、
技術力を向上させるには、国際競争に晒される必要がある。当然ながら、
紛争地域への輸出には断固反対である。
自主自立の為には、下記のメリハリを持った政策推進が必要だ。
【守る】軍事防衛力の強化、諜報活動・内政干渉の防止
【攻める】産業・輸出競争力の強化、国際影響力の強化
世界は決して綺麗事で動いているわけではない。人間個人とは異なり、
国家に友情など存在しない。他国との関係は国益に合致するか否かだ。
ここら辺は冷徹に見極めるべきと思う。
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