フレデイ タンさん のコメント
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私はイラン・イラク戦争の時、イラクで勤務していた。戦争が終わってカナダに赴任になった。カナダ外務省のアジア局長とは懇意になり食事も一緒にした。私はこの局長に次のように嘆いた。局長はフランス系である(そのことは重要な意味を持っているのだが)。
「オタワは素晴らしい。町は清潔だ。文化水準も高い。先日ベラフォンテを聴きに行った。ゴルフは出来る。スキー場も近くにある。家族は満足している。でもね、一寸不満なこともある。日本とカナダの関係は良好だ。外交的に何の問題もない。つまり私には仕事がない。これまでのソ連やイラクや英国などでは仕事は山のようにあった」
局長は笑いながら「あなたは馬鹿だ」と言う。私は驚いて「何故」と聞く。彼は次のように解説した。
「日本の外交で一番重要なのは対米外交でしょう。対米外交で一番苦労しているのはどの国ですか。カナダですよ。“米国との関係をどうするか”、我々位苦労してきた国は
続き
今、日本は次の首相選びで忙しい。しかし、日本の総督を選んでいるのだと思えば、その醜い選び方が難なく理解出来る。日本総督を日本人が選べるだけでも幸せと言うべきか。
総督と言えば、思い出すのは、1942年のシンガポール・マレーの日本軍による陥落だ。日本軍が侵攻時、住民のマレー人と中国人は日本軍と戦ってない。戦ったのは非常に腰抜けのオーストラリア兵だった。住人は第三者の目で冷たく眺めていた。当然です。
最後に一つ。日本の防衛大臣が敵基地攻撃を叫び始めた。好戦的なサッチャーみたいに感情を高めて話していた。日本は米国のコロニーなのに余計なことは言うなと私は言いたい。しかも、それは、スターウオーズに近いものらしい。そんなものは、米国と中国に任せなさいと私は言いたい。日本はコロニーなのだから、通商一筋。戦争に関しては、1942年の賢いマレー人、中国人に徹しましょうや。
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