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p_fさん のコメント

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p_f
> 彼ら多くの者にはこの切り換えは、新しい政権のもとに生計が保たれていければ、別に大したことではないのである。

それと同じ線で米国はイラクやアフガニスタンも占領できると踏んだのだろうが全く通用しなかった。宗教の有無による違いとも聞いたが、そればかりでもないと思う。

> 私達は日本人が明らかに憎しみをもたず、

当時、大衆は大本営発表を聞かされ続け、日本全体では戦況の悲惨な実態を知らない者も多かったのでないか。
一方、イラクやアフガンでは、何の正当性もない極悪非道のテロで米国が自分たちの国を破壊し、市民を大量虐殺し、占領に乗り出してきた━それを大衆はハッキリと認識/実感していたはずだ。この違いは大きい。

だが いずれにしろ、今も仮に「大したこと」でも大人しく上司の言いなりになる他ないのが日本のサラリーマン社会だ。
腹に据えかねて上司をブン殴る場合があっても、多分いいことはない。
しかし、生活のために自由と独立を放棄するのが日本人の定め━そんなことでいいのか。
その顛末は「日本」という会社の社長が お米国様で、部長はその腰巾着に徹するアベとなった。アベが課長に引き上げるのは自分と同じく上に盲従する無能なゴマスリ、ヒラメ人間だけだ。下よりオイシイ思いをするのがウレシイだけの連中である。その構図がヒラ社員まで繰り返される。気が付けば上から下まで腹グロ社員だらけのブラック企業と化し、ほどなく潰れた━極論すれば、これが今の日本でないか。
No.6
52ヶ月前
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大学総長のトルーマン大統領への報告; 日本人は事実上、軍人をボスとする封建組織の中の奴隷国であった。そこで一般の日本人は、一方のボスのもとから他方のボスすなわち現在のわが占領軍のもとに切り換わった。多くの者にはこの切り換えは、新しい政権のもとに生計が保たれていければ、別に大したことではないのである。マッカーサー将軍はこの最後の点を強調した。 トルーマンは米国大統領(一九四五年―五三年)、日本の占領期と重なる。彼の著書『トルーマン回顧録』 1 ・ 2 (恒文社、 1966 年)からの引用   日本占領は予想以上に成功した。マサチューセッツ大学の著名な総長カール・コンプトン博士は、戦争中日本の科学者や技術者がどんな進歩を得たかを知るために日本である程度の時間を費やした。帰国するや彼はホワイトハウスに来て、私に占領について、非常に啓蒙的な説明をした。彼にまとめてもらった覚書きの内容は次のとおりである。  p
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。