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changeさん のコメント

あくまでも談話として評価すべきものである。内容を見ていくと。安全保障の「アリバイ」を言っているだけで、安倍自身が納得性を得るものであって、国民の理解が得られるものでない。7年も首相の立場にあって、勝負に打って出る機会というか、根性がなかったことが悔やまれるのでしょう。

もう一つの見方は、米国から要求されていた安全保障を「待ってくれ、待ってくれ」といって、トランプ氏との友好を通して、引き延ばしてきたが、引き伸ばせる段階でなくなったということでしょう。米中間のまやかしが通用しなくなったとみるのが妥当なのでしょう。新内閣が発足すると同時に、基地負担3倍と一緒に中身が明確化されるのではないか。

韓国に厳しく硬派のようであるが、弱いものには強く、強いものには弱い優柔不断では、厳しい国際政治の中では最終的には対処できないということなのでしょう。

世界は大きく動いています。イスラエルとUAEが国交樹立したが、本日の報道によると、バーレーンとも国交樹立したようだ。オマーンも追随するのでしょう。残りは、サウジの動向であるが、表面的国交樹立がなくとも裏面では手を結んでいくのでしょう。情報を集めていくと、イスラエルとイランがパーレビの数十年前に共同開発した紅海から地中海に結ばれたパイプラインが、イスラエルとアラブ諸国を結び始めたようだ。パレスチナの立場は極めて弱い立場になりそうだ。

各国が、具体的に行動して権益を確保している。昨日の敵は今日は味方である。米中の間において、立場を明確化しなければならない時期になっていることを、自民党政治家は認識すべきでしょう。日本の得意は「態度を明確化しないこと」であるが、状況が厳しくなれば、相手は絶対に納得することはない。
No.1
51ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
9月11日発表「内閣総理大臣の談話」について。 A: 内容についてのコメント 1:今次談話は、これまで自民党内で検討されてきたとされる内容と比較すると、抑制のきいたものと言える。 (1)    現状認識で中国の脅威についての言及がない、 (2)    「抑止力を高めるため、ミサイル阻止に関する安全保障の新たな方針を検討してきました」としているが、具体的内容には踏み込んでいない。つまり、自民党内では「敵基地攻撃」が論議されたがこれへの言及はない。まして、「敵基地論」の対象に中国を含めるという言及はない。 (3)    イージス・アショアの代替について「検討をしている所である」として具体策に踏み込んでいない。   談話においては「弾道ミサイル等の脅威から、我が国を防衛しうる迎撃能力を確保していくこととしています」としているが、仮想敵国が日本の政治・経済・社会の中心を攻撃した場合、着弾地の予測は出来ず、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。