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m.m.さん のコメント

先ず、ショパンが死亡したのは1949年ではなく、1849年です。これを理解していないと、国際情勢が全く違っており、重大な過ちです。

文中、「日本の音楽家で思想を強調する人は相違ない」と書いてありますが、第二次世界大戦中には、音楽家たちは勇ましい軍歌の作曲を強制されました。
現在は、政治家自身が明確な理念を持っておらず、米国の指示に従っているだけなので、戦争中のような圧力はかかっていないだけです。

ショパンの住んでいたポーランドは、軍事弱小国だったため、外国からの攻撃を何度も受けており、否応なしに「戦争の恐ろしさ」を認識せざるを得なかったし、大国のロシアに住んでいたショスタコーヴィチは共産党指導者の命令に従わなくてはなりませんでした。
それに比べて、テニスの全米オープンで優勝した大坂なおみ選手が、黒人差別に抗議するマスクを付けたのは、誰からも強制されておらず、自発的な意思であり、素晴らしいことだと思います。
No.2
51ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「音楽とは何か」。ショパンはこれに答えている。「ショパンが死亡する前の1949年 5月、結核の末期に入っていたショパンは、すでに作曲もできなくなり、階段も一人では降りなくなるほど衰弱していました(中略)。彼はピアノとは、そして音楽とは何なのかということを、はっきり言葉にしておきたいと考えたのです」「“音楽とはなにか”という本質についてまとめようとしています。 音によって表現される芸術は、音楽と呼ばれる。音によって思想を表現する芸術。音を操作する術。音によって表現された思想。音による我々の知覚の表現。音による思想の表現。音による我々の感情の表出。人間の定かならぬ(模糊たる)言葉、それが音である。定かならぬ言葉、(つまり)音楽。言葉は音から生じたー言葉以前の音。言葉、(つまり)ある種の音の変容。話すのに言葉を用いるように、音楽を奏でるには音を用いるのである」 以上は、 崔善愛著『ショパン』に引用
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。