フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
・多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。私の知つている範囲ではおれがだましたのだといつた人間はまだ一人もいない。 ・多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はつきりしていると思つているようであるが、それが実は錯覚らしい。民間のものは軍や官にだまされたと思つているが、軍や官の中へはいればみな上のほうをさして、上からだまされたというだろう。上のほうへ行けば、さらにもつと上のほうからだまされたというにきまつている。すると、最後にはたつた一人か二人の人間が残る勘定になるが、いくら何でも、わずか一人や二人の智慧で一億の人間がだませるわけのものではない。すなわち、だましていた人間の数は、一般に考えられているよりもはるかに多かつたにちがいないのである。しかもそれは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに劃然と分れていたわけではなく、いま、一
外国の力なしに封建制度と鎖国制度を打破することが出来なかった事実、
個人の基本的人権も自力で掴み得なかった事実、等々、
伊丹万作さんの洞察は実に鋭い。
戦後75年経過した現在、日本人は当時よりも劣化してます。この列島が米国のコロニーであることに日本人は気付いていないのです。
菅氏の総裁選挙がジャパンハンドラーの手のひらの上で行われていることに列島の住民は気が付かない。気が付くように努力しようともしない。
米中戦争が中国海で米軍の先制攻撃で始まる噂が絶えない時局において自民党の連中とマスコミは総督人事を喜びはしゃいでいる。その姿を見ていると、昔、軍部、今、米軍、を想起してやまない。当時の日本人にパールハーバーはビッグサプライズだったが、今の日本人がどう受け止めるだろう。朝鮮戦争、ベトナム戦争みたいに受け止めるのだろうか。
Post