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p_fさん のコメント

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p_f
軍国主義化は日本国民の総意であった。幾百年もの武家政治の下にあった日本人には、骨の髄まで奴隷根性が染み込んでいたからである━こう読み取れるラ教授の指摘は大杉栄の「奴隷根性論」とも符合する。

> 彼らの多くは、せっかく手に入れた知的・政治的自由にぎこちなさを感じ

定年退職後、毎日やることがなく ぎこちなさを感じる日本人も多いと聞くが、ウン十年間 会社等で上意下達システムに おとなしく服していたなら当然そうなる。

> 天下り権威のもとで感情的な安住を得たい、とさえ考えていたのであった。

自由がある野生より、動物園の檻の中で飼われる方がラクでいい ということだ。だが、その行き着く先はブロイラーだ。

> 以前には夢想だにできなかった大きな統制力を、国民の思想に行使しえたのである。

技術の発達がそれを可能にしたならば、今や国民を締め付けるのは より容易なのでないか。
何故 国民を締め付けるのか。日本人には上から下まで奴隷根性が染み着いているからだ。
奴隷根性の人間は知的・政治的自由に喜びを感じない。自分より下の者に対する支配感にしか喜びを見出せない人種だ。
No.2
51ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・当時の日本で、国主義的かつ権威主義的な反動が起こった裏には、数世紀にわたって形成された日本人の特質があった。ナショナリズムはつねにくすぶり続けており、さして煽りたてずともそれは再び燃え上がったし、幾百年もの武家政治の下にあった日本人は、軍国主義者の主導権主張を唯々としてうけいれた。 ・幾世紀もの間の権威政治におとなしく服していたせいで、日本人は、再び権威主義を押し付けられてもほとんど無関心であった。 エドウィン・ライシャワーは一九一〇年生まれ。ハーバード大学教授。一九六一年に駐日アメリカ大使。著書『日本《過去と現在》』(時論社 、1948年)からの引用。 ・事実、彼らの多くは、せっかく手に入れた知的・政治的自由にぎこちなさを感じて、むしろもう一度天下り権威のもとで感情的な安住を得たい、とさえ考えていたのであった。封建時代から引き続き残っていた、このような根強い性質が影響したのでなければ、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。