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フレデイ タンさん のコメント

日本占領政策を遂行した米国のビューロクラシイはルーズベルト派とトルーマン派の混成部隊だったと私は解してます。

ルーズベルト派は今でいうリベラル。トルーマン派はその後米国政治の主流となり、右翼のネオコンを生み出し、米国國際政治の底にしっかり根付いています。

ライシャワーさんは私の観測ですが、ルーズベルト派に属し、リベラルの方ではなかったでしょうか。そういう傾向を持った良心的な大使でしたから、日本人全般に権威に無条件にひれ伏す性癖を確認されていたく懸念されていたことでしょう。それも、日本建国以来の伝統的なしつこい性癖だとライシャワーさんはご覧になっていた筈です。

この日本人は今も全く変わってません。テレビや新聞の論調にひれ伏してます。菅さんがその気になれば、日本人を統制し、日本全体を米国の鉄砲玉に容易に作り変えれるでしょう。

日本がいとも簡単に米国の鉄砲玉になることを中国は熟知していて、中国は人民解放軍の強化にこれ努めて来てます。その実力は完成の域に達しているようですね。それが抑止力となって、喧嘩好きの米国でさえ、中国相手は慎重にならざるを得ません。ですから、強い中国故に東アジアの平和が何とか維持されていると私は観測してます。

自民党系の一部に中国の強さを認めたくない人がいますが、即刻、改めて欲しいです。日本に米空軍基地、海軍基地が沢山ありますが、このミサイル時代には時代遅れです。ナイとかいう米軍事学者がそれを認めた発言をしていながら、聞こえないふりをしてます。横田や嘉手納に日米当局が拘るのはどういう戦略、戦術を持つのか全く不明です。

日本の権威にひれ伏す全体主義リスクは中国の強さにあって無化されているのを米軍部は腹立たしく感じているに違いありません。
No.4
51ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・当時の日本で、国主義的かつ権威主義的な反動が起こった裏には、数世紀にわたって形成された日本人の特質があった。ナショナリズムはつねにくすぶり続けており、さして煽りたてずともそれは再び燃え上がったし、幾百年もの武家政治の下にあった日本人は、軍国主義者の主導権主張を唯々としてうけいれた。 ・幾世紀もの間の権威政治におとなしく服していたせいで、日本人は、再び権威主義を押し付けられてもほとんど無関心であった。 エドウィン・ライシャワーは一九一〇年生まれ。ハーバード大学教授。一九六一年に駐日アメリカ大使。著書『日本《過去と現在》』(時論社 、1948年)からの引用。 ・事実、彼らの多くは、せっかく手に入れた知的・政治的自由にぎこちなさを感じて、むしろもう一度天下り権威のもとで感情的な安住を得たい、とさえ考えていたのであった。封建時代から引き続き残っていた、このような根強い性質が影響したのでなければ、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。