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フレデイ タンさん のコメント

私、外務省Ⅱを二度読みました。二度とも、全く違和感なく読み終えたのを思い出します。内容に魅せられて、表紙の意味を深く考えることはありませんでした。

国吉康雄が、太平洋戦争時、対日プロパガンダに従事していたのと対照的に藤田嗣治は中日戦争太平洋戦争を通じて日本軍を鼓舞する絵をせっせと描いていたのです。

国吉康雄の絵は日本ではあまりもてはやされることはないように私は感じている。それも、米国に就いたことが遠因でしょう。

藤田嗣治は、敗戦直後、画壇の仲間から画壇を代表してGHQに謝れと言われ、日本に嫌気がさして、フランスに亡命しました。その後の彼の活躍は世界に羽ばたき華々しいものです。

戦争は芸術家までも巻き込み時により悲劇に追い込むのです。

中東は今も米国の戦争屋の戦場です。多くのミスター・エースがピエロとなって暗躍してます。中東に住む回教徒、アラブ人の苦難を思うと、「米国よ、いいかげんにしろ」と言いたくなります。幸いにも、東アジアは平和です。この領域が中東化しないのは強い中国、強いベトナム、強い朝鮮、強い韓国が主権を強固に主張しているからだと私は思います。皆様、どう思いますか?
No.1
51ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
藤田嗣治の代表作に ( カフェ )At the Café がある。1949年藤田がニューヨーク滞在中に描いた絵である。カフェの店内で黒い服の女性が卓上に便箋をおいたまま物思いに耽る。描かれたカフェはパリである。ただ物思いに耽る女性を描いた作品では国吉康雄の方がはるかに点数は多いし , 訴えかける。「 Daily News 」 (1935), 「 Burgundy](1935) 、「 Girl Wearing Bandana 」( 19 3 6 ) , 「 Café 」( 1937 )等女性の厳しい生きざまを示唆している。  ただ、私は国吉康雄の作品で最も強い印象を受けたのは「ミスター・エース」(1952年作、福武コレクション》である。「国吉康雄の(アメリカから)消える芸術( THE DISAPPEARING ART OF YASUO KUNIYOSHI )」は 「ミスター・エース」は 300万ドルで日本側に売られた)」として、「この売却について「
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。