フレデイ タンさん のコメント
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・日本学術会議は日本学術会議法で「優れた研究・業績がある科学者のうちから会員候補者を選考し、首相に推薦する」と定めており、推薦に基づき首相が会員( 210 人)を任命する。 ・過去、学術会議が行う推薦は、これが尊重され、これに基づき任命されてきた。 ・今回、日本学術会議」が新会員として推薦した候補者 105 人のうち、 6 人を菅義偉首相が任命しなかった。 ・承認しなかった理由は「共謀罪」など批判したこととされている。 ・六名には、加藤陽子・東京大教授(日本近代史)氏などそれぞれの分野でほぼ第一人者とみなされる人々である。 ・安倍首相の時に、菅官房長官は国家公務員やマスコミ関係者など政府と異なる見解を持つ人を排除してきたが、今回それを学者の分野まで拡大し、極めて危険な様相を示し始めている。 A-1: 事実関係:菅首相、日本学術会議「推薦候補」 6 人の任命拒否 「共謀罪」など批判、政治介入か(毎日新聞 2020 年 10 月 1
自民党は米国の情報部が育ての親で、いまも強いつながりがある筈だ。その党の代表は当然この列島で最高権力者になる。であるが、その権力には厳密な付帯条件がついている。つまり、外交、安保は米国の事実上の支配下にあるということ。であるから、菅さんのフラストレーションは溜まる一方に違いない。幸いにも、自民党に国家観がないし、理念も無いし、安倍氏にも菅氏にもそのようなものは無い。その分、気軽だが。
菅さんは安倍さんみたいに外遊を楽しむタイプでないので、その代わりに、官僚と学者に威張り散らし、欲求不満を解消するだろう。今回の学術会議の人事はその始まりだ。
日本の学者と官僚は私の見るところ腰抜けばかりで、義を見てせざるは勇無きなり、みたいなダンデイズムは彼らには無い。今回のような時はボイコットで応じればいいのに実におとなしい。
自民党と自民党系はお隣の国中国を独裁だと非難するが、安倍氏も菅氏も独裁者です。中国は歴然とした主権国家だが、日本は米国のコロニーだから、国として中国を非難する資格は無いと言えよう。
まー、それはそれとして、政治家も学者も官僚も国家観を持ってないから、我々この列島の大衆が国家観をこれから作って行かなければなりません。
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