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フレデイ タンさん のコメント

エセーニンさんはロシア革命当時20歳前半。当時のヨーロッパの時代精神はプロレタリア革命です。特に暴政のロシア皇帝時代ではロシアのインテリと大衆は革命に燃えたのです。体制、反体制双方、粗暴極まりない状態になっていたでしょう。

ロシアだけでなくドイツも、無政府主義者が共産主義者に合流し、今にもプロレタリア革命が成就しそうな状態だったのです。

そのような時代に共産主義ではプロレタリアの救済は不可能だろうとエセーニンさんは見通していた。この詩はそういうメタフォーを持ったものだと感じてます。

現代社会をじっと眺めるに資本主義を謳歌しているのは米国だけでその水平展開に余念がありません。だが、笛吹けど踊らず。他国は悉く資本主義に大なり小なり歯止めをかけています。

エセーニンさんは、どういう世界を夢見ていらしゃったのかお聞きしたい。
No.2
51ヶ月前
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セルゲイ・エセーニン( 1895 年 - 1925 年)、(1923?)、この時期、エセーニンはソ連体制に批判的な詩を発表し体制側から強く批判されている。訳:孫崎享 粗暴な者には喜びがある。   優しい者には悲しみがある。  私には何もいらない、  私には何にも哀れみはない。  私には自分がちょっぴり哀れみ、  家なき犬がかわいそう。  この真直ぐな道は  私を飲み屋に連れていく。    君達、何を罵っている、ろくでなしどもよ?  私がもう祖国の息子じゃない?  俺たち皆が質入れしたじゃないか  一杯のために自分のズボンまで。    ぼんやりと窓を見る。  胸に悲哀と熱。  走りゆく、太陽に浸り  私の前の街道が。  街道に鼻水たらしの小僧、  空気は焼け、からから。  小僧はなんと幸せか  鼻をほじくってる。    ほじくれ、ほじくれ、かわいいやつ   指をみんなつっこみな  だがどえらい力で  自分の心にはつっこむな    私は準備済み、私
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。