なしさん のコメント
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・議論の出発点 - 総理も自由自在に任命できるわけではない。 そもそも論として「民主主義国家の機関の人事なのだから、内閣総理大臣がその人員を任命したり任命拒否したりできるのは当然だ。総理は民主的に選ばれたのだから、総理の判断に不満があるなら、次の選挙で勝てばいい」という類いの単純な議論は通用しないことに注意してください。 民主主義の国で為政者を国民が選んでいるといっても、国民は別に独裁者や万能者を選んでいるわけではなく、あくまで憲法や法律で定めた一定の権限を行使する職能の人間を選んでいるだけです。 つまり内閣総理大臣といえども、国の機関について(犯罪以外)何でもできる権限があるというわけではなく、憲法や法律で定められた範囲の権限を行使できるに過ぎません。日本学術会議の場合はどうかといえば、日本学術会議法という法律が定められています。 第17条 日本学術会議は、規則で定めるところにより、優れ
あるのなら、次の選挙で落とせば良い。
この論法は橋下徹が大阪府知事、大阪市長に在籍中、記者から
個別の事案について批判的なトーンの質問を受けた時
こわれた蓄音機のように繰り返した文言です。
当然、そのあとに「だから、在職中に俺がすることには一切
文句も意義も受け付けない」と言う文言も隠れているわけです。
たしか、文句があったら選挙で勝ってから言え、というのはここに
よく投稿される人にもいらっしゃるようです。
まるで与党は批判からフリーの独裁権力であるはず、との思いが
あるようです。
同じ口から香港の民主勢力には厚い支持が述べられるのですが。
みんな、民主主義って本当は好きではないのです。
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