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フレデイ タンさん のコメント

MODERN MONETARY THEORY(略称MMT)は米国の学者が体系化した金融論だが、米国の主流の学者は認めたがらない。何故なら、主権が貨幣を印刷する権力をしっかり保持して居れば、財政赤字は問題ないというのだ。従って、税金も必要でなくなるから、にわかに受け入れられない。失業者は全部政府が雇用すればよいとも言うから、貧富の差を追い求めている新自由主義は困ってしまう。

MMTの学者は財政赤字でも悠悠としている日本と米国を取り上げ、自分らの学説の正しさを立証するのだが、中国についてはノーコメント。でも、私はMMTを実践して成功している国は中國ではないかと睨んでいる。中国の経済学者は2,30年前から気付いて実行していると私は観測している。

中国にとっては財政金融のカテゴリには問題は無い。コロナで経済がシュリンクするのが問題だと最初から気付いていたのが中国では無いか。日本や欧米はその点甘かった。中国は徹底して感染抑制に務め、封じ込めに成功するのは早かった。コロナを放置しているとしか見えない米国と日本はこれから更に経済がシュリンクして行こう。コロナと経済はゼロサムの関係にある事に気が付かないのはどういうことだろうか。

菅さんは何を血迷ったかコロナを放置してベトナム行脚している。中国と渡り合って中國を包囲しようと呼びかけている。ベトナムはしたたか。理解を示すだけでポーズだけに終わろう。包囲とか渡り合うのはこのアジアでは時代遅れです。
No.3
49ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
NYT 「中国はコロナを制御し、経済拡大が前に( With Covid-19 Under Control, China’s Economy Surges Ahead )」 ―輸出が飛躍し、過大な債務を背景とし建設プロジェクトに従事。消費も回復― ・世界各国がコロナと格闘している中、中国は、コロナが制御されれば、急速な経済復興が可能であることを示している。 ・中国経済は、 前年比で7-9月4.9%した。強い経済回復はパンデミック前の年率成長6%に戻ろうとしていることを示している。 ・世界各国とも第三四半期の回復を予想しているが、依然コロナ前に達することが困難の状況である。 ・中国は現在コロナ感染がみられず、他方米欧はコロナ拡大傾向にある。 ・本年世界の成長の30%が中国によるものでる。 ・中国は世界の輸出の大きい部分を担っている。 ・中国のブラジルよりの鉄鉱石輸入、米国よりの豚肉、マレーシアからのパーム油輸入が、こ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。