フレデイ タンさん のコメント
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今年も、ノーベル賞が発表されている。何故ノーベル賞が世界で尊敬を集めているか。それは知性によって、新しい事実を発見確認し、これらが人類の環境を改善しているという確信である。 ノーベル賞受賞を振り返れば、特定の国家が研究の方向を決め、それが成果をもたらし、偉業を得た例はほとんどない。何を研究するか、どの様な手順を踏むか、それは研究者に委ねられる。こうした経験を踏まえ、少なくとも西側諸国は①学術研究は社会の発展に資する、②そのために社会(国家)が研究の支援をする、⓷しかし研究対象、研究自体は当事者に委ねる、つまり「学問の自由」を保証する体制を作ってきた。 ただこうした「学問の自由」の下に発せられる見解と、時の政府や政府に大きい影響力を行使する経済界の利益とが相反する事例がでる。至近な例はコロナ・ウイルス対応である。米国においては①トランプ大統領は自己の再選には順調な経済発展が必要である、②経済抑制
日本の保守は、明治維新以来、戦争による領土拡大を主たる政策の一つにした。富国強兵。それに反旗を翻したのが社会科学者たちだった。大杉栄と小林多喜二の虐殺は社会科学者を筆頭に当事のインテリゲンチャ―を震撼とさせた。俗的に言えば、殺すぞ!と震え上がらせたのだ。今の米国が平和主義者をテロリストとして逮捕するのと同じ効果を戦前の保守は狙っていた。その結果は1945年の惨めな敗北だった。今の歴史修正の自民党はその実の歴史を忘れちゃっている。
菅氏は無知だから怖いもの知らず。戦前と同じ愚を繰り返したいのだろう。その狙いは、現在の戦争反対勢力の息の根を殺ぎ、日本を米国の不沈空母にして提供し、自衛隊を大陸、半島への軍事攻勢に使い、米国トップのご機嫌を伺いたいのだろう。
そのプロジェクトは戦前の営為と同じく大失敗に終わろう。何故なら、中国は、自民党の本質を十分にわきまえて、軍事的にも経済的にも遅れることなく、準備万端の体制になってしまっているからだ。更には、日本が頼る米国が腐敗堕落してしまっていることも理由に挙げられよう。もう一つ言えば、この列島の住人が自民党の先生方が思っているほど馬鹿じゃないと言えよう。
まだある。孫崎先生がおっしゃっているように、トランプみたいにコロナで菅体制はTHE ENDとなるのではないか。だって、自民党ファンがまだ「中国風邪」とか言って、はしゃいでいるところを見るとその感を強くせざるを得ない。
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