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changeさん のコメント

CSISに指摘されながら、親中に手心を加えようとしない二階幹事長、一面では立派というしかない。田中角栄からの経世会の伝統というか、対米反逆魂が生き続けているといえる。

問題は、米国と中國が価値観が違っており、経済の権益が優先される場合でも、田中角栄、小沢一郎と検察の追及で政治生命を絶たれたに等しくなったことである。

デッカップリングをトランプ氏が口にする段階にあり、現実的に、ファーウエイ通信部品のサプライチエインが供給禁止されている。今後、経済面の対立は、日本のあいまいな態度が通じなくなる。中国との交易にこだわれば、最終的には二者択一が迫られる。

共産主義社会では、政治的自由がない。そのために、経済が社会全般に浸透せず、ソ連は瓦解したともいえる。

中国の場合、為替操作もあり、確かに輸出は伸びているが、輸入の割合が極めて低い。輸出が伸びているのは、知財の問題、西欧・米国・日本の投資拡大・技術供与によるところが大きい。日本からは国を挙げての技術者提供、生産技術・品質管理技術など製造のノウハウによって発展してきているが、そのしわ寄せで、多くに中国人民は見捨てられた状態にある。中国人民に対しては日本のp責任も大きい。

美観・公衆衛生面から習近平は露店経済を排除してきたが、失業面から李克強が露店経済を復活させたが、再度習近平によって廃止となった。しかし、失業問題が解決せず再再度李克強の露店経済が復活している。
中国のGDPはただ一か国のプラス成長であるが、中身を見ていくと、産業投資が大きなマイナスであり、輸入再が大幅に少なく消費が大きなマイナスになっている。輸出も各国がコロナの影響が厳しく1.8%ぐらいのプラスでしかない。GDPをカバーしているのは不動産投資であり、長年続いており、不良債権が大きくなり経済の流動性が好ましくない方向をたどり始めている。

政治的自由がなければ、日本のような民間の自由闊達な創造性が生かせない。共産党指導部と二階幹事長が進める経済的協力では今後の中国経済を置きく発展する力になりえない。二階幹事長・経団連は中国の限界を意識すべきであり、言論の自由がなくしては、中国だけ経済の発展がいつまでも通用するとは考えられない。
No.1
50ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(1)日本の外交政策の舵取りで、今最も難しいのは日中関係であろう。  一方において、中国の経済の量質が世界最大になりことが現実性を帯びてきたこと、日本経済の発展にはこれとの連携が欠かせないとみられること、他方において米中関係が緊迫していることで、米国が対中包囲網を敷き、米国は日本に対し、これへの参加を強く求めるとみられることである。(2)安倍首相の姿勢、及びこれを引き継ぐとした菅首相の姿勢からすれば、米国の主導する対中包囲網の一員になることが避けられないとみられる。 (3)ただここに二階幹事長の動向が関与してくる。  二階幹事長は、『月刊日本』11月号「いま角栄先生ならどう考えるか」で次の発言している。 ―二階幹事長は中国の習近平主席の訪日実現に向けて取り組んできました。新型コロナウィルスの影響によって習氏の訪日は延期になっていますが、今後の見通しを教えて下さいー  お出でいただける環境が整えば、早
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。