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changeさん のコメント

大きな意義といっておられるので、トランプ大統領の削減を支持したご投稿とみるべきなのでしょう。

米国は今年2月にタリバンと歴史的和平合意に至ったことを起点にすれば、当然政治的行動の流れにあるといえる。ただ、トランプ大統領の独り相撲になりかねないリスクをはらんでいる。

問題は、合意の後、CNNなどが、イラン・ロシアが米兵や米連合軍の兵士の攻撃のためにタリバンに報酬を支払ったとの報道があった。

タリバンを主にして、米国だけでなく、イスラエル、イラン、ロシアなどが複雑に入り組んでおり、相関関係をはっきりさせることが難しい。米国バイデン政権はたぶんイランに対する政治的姿勢を大きく変更することが分かっている段階でトランプ大統領が自分の敷いたレール上を歩んでいるのであるが、イランとイスラエルの関係性で、どのような結果になるか描けない。余分なことをしたという結果の可能性の方が高い。
No.2
48ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 トランプ大統領は基本的に海外での米軍の撤退を望んできた。  大統領選でバイデンに敗れたことがほぼ確実になってきた中、アフガニスタンとイラクに駐留米軍を各々 2500 人に削減実施することを決定した。  ただし、新たに成立するバイデン政権はこの流れを歓迎しない。新政権の下で、元に戻すことを考えていくであろう。だが、イラクにおいては米軍の駐留に対する反対は強く。増派に向けて動くのは容易ではない。 A-1  事実関係  CNN 「米、アフガンとイラクの駐留兵力削減を発表」 11.18 ミラー米国防長官代行は17日 、アフガニスタンとイラクに駐留する米軍 を来年1月15日までに削減すると発表。バイデン次期政権がスタートする1月20日の直前に目標期限が設定された。 ミラー氏は、削減後の兵力はアフガニスタンで約2500人、イラクでもほぼ同数の兵力になると説明。 現在、アフガニスタンには約4500人、イラクには3000人の米軍が
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。