• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

輸出の内容までは今回の記事でお書きになっていないのですが、日本から中国に輸出するものと、東南アジアから中国に輸出するもの、そしてオーストラリアから中国に輸出するもの、それぞれ内容が異なることだろうとおもいます。たとえばオーストラリアからは圧倒的に鉄などの資源が多いことでしょう。

そしてまた、中国も米国などどこかに輸出することでなりたっています。

しばらく前に、自由貿易がなりたつためには、ある一定の倫理規範に各国が従う必要があるということを書きましたが、もう少し書くと、それは自由とか民主とか法の支配とかということばとかなり関係のある倫理だとおもいます。この倫理なくして通商についての条約だけ結んでも、なにが悪いことかわからなければ、守りようもないでしょう。

それとも、中国と朝貢貿易をしたい人が多いのかもしれませんが、いまの中国はたとえば「明王朝」のように寛大でしょうかね。
No.7
47ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・アジア諸国の輸出総額における対中、対米の比率が大きく変動している。 ・1990年は総じて対中輸出は微々たるものであるが、今や対中国が多い国が増大。  2019年の構図を見てみよう。 ・日本の周辺を見れば、韓国は対中輸出25%対米輸出14%、台湾は対中37%、対米が12%である。 ・伝統的に米国と強い結びつきを行っている豪州、 NZ を見ると、豪州は対中38%、対米4%、 NZ は対中28%、対米8%となっている。 ・対米が対中より多いのは、ベトナム(対中25%、対米28%)、日本 (対中19%、対米20%)フィリピン(対中14%、対米16%)、タイ(対中12%、対米13%)であるが、その割合は僅差であり、逆転する可能性が高い。 ・インドだけは傾向は全く異なり、対中が5%、対米が17%である。 A-1  アジア各国の中国向け輸出、米国向け輸出動向(数字の出典、週刊エコノミスト12・8 市岡繁男氏記事より(全輸出に
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。