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りゃんさん のコメント

どこの国でも、安全保障関係者と経済界とは、中国に対する見方がちがってくる。日本の経済界は、いまだに中国に「全集中の呼吸」で、同じ呼吸の政治と二人三脚だ。

先端技術と人権(プライバシーなど)の問題において、欧州の動向は、議論にも実際にも、かなり大きい影響がある。これは、米国系企業にたいしても、中国にたいしても、同じだ。欧州はチャイナ肺炎前までは、中国に大きく傾斜していた。それがこれからどうなるか。

今回の英国の措置が、EUから距離を置いた英国だけの措置にとどまるのか、それともEUの主要国に広がっていくのかは、5Gについての議論に大きな影響を与えることだろう。
No.9
48ヶ月前
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 5 G 技術において、中国製 ファーウェイを世界各国が導入することになれば、通信設備で、中国の主導権が確立するとして、米国は強く反発。  米国は欧州諸国にファーウェイの5 G を導入しないように強く要請。  この中、英国とドイツが主たるターゲット。  英国では①安全保障・外交関係者は米国圧力の下導入に反対、②経済界は、英国は4 G すでにファーウェイ導入。5 G は4 G の上に設置。経済的にファーウエイ排除できないと主張。この対立が激しく入れ替わってきた。一時排除の流れが強まっていたが、経済界の圧力で、導入の禁止は緩められた。その中、再逆転。  今後、ドイツがどのような対応に出るか注目される。 A-1 英国、ファーウェイ製5G機器の導入を禁止へ-来年9月から(ブルムバーグ、 12 月 1 日)    英国政府は中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)が製造する第5世代(5G)移動通信システム機器の導入を来年9月末までに禁
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。