poiuさん のコメント
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私は TPP をかなりの期間フォローしてきた。 TPP に入って得られるメリットはない。 TPP に入った場合日本社会がうける被害は計り知れないものが予測される。 そして、 TPP へいく過程で、自民党は詭弁と嘘を貫いた。 自民党の議員、約120人は紛れもなく TPP反対 と言って選ばれた。 しかし、今、安倍政権の支持率は高く、 TPP 反対もさして高くない。 どうしてだろう。 情報がないわけではない。 幾つかの不可解なことは新聞を読んでいても十分に気づく。 何故なのだろう。 究極は、国民は騙されることをしっていて選択するのである。 私はこのブログで、 1946 (昭和 21 )年 8 月「映画春秋 創刊号」における伊丹丹万作氏の言を引用した。 「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。 それは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに劃然と分れていたわけではなく、いま、
何かを決断するにあたり、何事にも責任がついて回り、その結果が失敗だった場合はその痛みを担うというごくごく当たり前のプロセスが存在することすら今の日本の一般大衆はわかっていないようです。それがわかっているのは意識の高い少数派と、自分の不用意な行動から失敗という痛みを実際に負って世間から疎外されてやっと目が覚めたマイノリティーだけのようです。
意識の高い少数派と、現実という辛酸をなめつくす羽目になったマイノリティーの足を必死になって引っ張っているのが、一般大衆です。本人たちは現実逃避という特殊な心理状態に陥っているという自覚がないのが救いがたい。
聞き心地のよい言葉に騙されるのは、本人が騙されたいからです。厳しい現実を直視し、真っ向から厳しい戦いに挑もうという覚悟や自覚を持つのはものすごく大変なことだからです。そこから逃げ回りたいのです。頭の中を楽しいことだけでいっぱいにし、つらいこと・厳しいことは一切排除したいだけなのです。ゆでガエルとなんら変わりない。
安倍やTPP反対派自民党議員に騙されるような層は、対象が変わっても飽きもせずにまんまと騙され続けるのでしょう。
騙される人とは「したこと・していること」ではなく、その人の「言うこと」にしか目がいかないからです。何となくよさげなことを言っている、盲目状態でこれを固く信じてしまうようではどうにもなりません。
これまでに安倍が過去にやってきたことを一つ二つ見るだけで、その正体など歴然でしょうに。やろうと思えば小学生にだってできることではないですか。そもそも安倍は誰の後継者だったでしょうか?日本をぶっ壊して失われた10年を国民に押し付けたあの男が自分の正統なる後継者として指名したのではないですか?こんな簡単なことすら容易に忘れてしまうのですかね?
この国の病巣はどこまでも深い・・・もう溜息しか出ません。
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