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changeさん のコメント

基準値振動問題は、前回取り上げられた問題であり、今回は植草氏の見解を取り上げている。基本的には、裁判官判決を「是」とする見解である。

コロナが現在拡大しており、収束方向が見えていない。菅首相の見解が提示されたが、「GoTo」に問題があるというエビデンスが出ていないといっている。このような屁理屈は、逆に問題がないというエビデンスも出ていないということでもある。「GoTo」すれば、食事など飲食を伴う会食が伴うわけであり、「GoTo」だけは会食しても感染しないということはできない。

問題はどこかで感染者数が止まるかもしれないが、「無症状者」から「無症状者」に感染させると、現在のように「クラスター」を追えない状況では増え続ける。高止まりした場合、現在の医療関係者数で対応できるかどうか。極端に言えば現在の医療関係者数では現時点「極限状態」になっているかもしれない。。
感染者数の増加に、菅首相は無神経であり、ある日、医療の破壊が現実化すると、国民がパニック状況になるのではないか。医療破壊によるパニックがどのような社会現象を引き起こすかわからないが、いままで経験したことのない非常事態が現出し、経済どころでないような状況に陥らないことを願うしかない。医療関係者の患者を救うという高邁な意思にかかっているとしか言えない。菅首相の医療関係者に対する無関心は医療関係者の心を傷つけているのではないか。
No.4
47ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
植草一秀著「大飯原発設置許可取消判決の正当性 ・12月4日、大阪地方裁判所が重要な判決を示した。福井県にある関西電力大飯(おおい)原子力発電所3号機と4号機について大阪地裁は、国の原子力規制委員会の審査過程に看過しがたい誤りや欠落があるとして、原発の設置許可を取り消す判断を示した。 ・原子力規制委員会は福島第一原発事故後に新しい規制基準を設定したが、この規制基準に基づく原発の設置許可が初めて取り消された。 ・この裁判は、関西や福井県などに住む約130人の原告が「大飯原発の3号機・4号機の大地震への耐震性が不十分だ」として、設置を許可した原子力規制委員会の決定を取り消すよう求めて訴えを起こしたもの。 ・原発はその周辺で想定される最大規模の地震の揺れとして「基準地震動」を算出し、この揺れに耐えられる設計になっていることを必要とする。原子力規制委員会は大飯原発の「基準地震動」が福島第一原発事故後の新し
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。