p_fさん のコメント
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従来の戦略論は戦争で「如何にして相手を完全に破るか」を考える学問だった。その流れの中に、代表的戦略家クラウゼヴィッツがいる。ドイツの戦略家 クラウゼヴィッツは「戦争とは相手にわが意志を強要するために行う力の行使である」「この目的を確保するために我々は敵を無力にしなけれならない」と指摘した。この流れをくむモルトケ(プロイセン王国の参謀総長)は「敵国政府のあらゆる戦力の根源すなわち経済力、運輸通信手段、食料資源、さらには国家の威信すらも奪取しなければならない」と指摘している。クラウゼヴィッツやモルトケは「戦略とは相手国の完全破壊を目指すもの」であることに何の疑問も抱いていない。しかし、「その過程で味方がどれ位の被害を得るのか」「この被害が得るものと目指すもののバランスがとれているか」の判断が欠けている。第一次世界大戦時、ドイツ軍では、クラウゼヴィッツ、モルトケの戦略論が支配的だった。そしてドイツ
日本に対してはクラウゼヴィッツ論は通用したが、もはやソ連には通用しないと米国の指導層が賢明に判断できたからだろう。
> 相手国の抹殺を目指す行為は、逆に報復を受ける。それは自らの抹殺を意味する。
指導者がバカだと これをやってしまう。今の日本が露骨にやることは さすがにないだろうが、腹の中は そんな行為を よしとしていた時代と同じでないか。それほどアベ以降、指導層の判断の愚劣ぶりは目に余る。連中の辞書に「因果応報」はない。まさに格言「バカな大将、敵より怖い」通りだ。
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