フレデイ タンさん のコメント
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米国社会の格差はこれまでも様々な形で報じられてきている。 昨年、ブルムバーグは 「トップ50人の資産2兆ドル、下位50%の1億6500万人分に匹敵」と報じた。 こうした格差社会が政治・社会面で「アメリカ/ファースト」「白人至上主義」のトランプを生み、民主党ではサンダース、エリザベス・ウォーレンの左派勢力の拡大を生み、彼らの力は少なくなっていない。 こうした中で、1月28日 ブルムバーグはコロナ下で、アメリカ社会は 富める者はますます富み、貧しいものはますます苦しくなっていることを報じた。 ・ 富める方はゼロ金利の中、資産投資をして豊かになっていく。 ・苦しい層は失業などで喘ぐ。 事実関係1「米富裕層、かつてないほど豊かに-コロナ禍で貧富の差さらに広がる」 ・ゼロ金利政策など米金融政策で高所得層は手元資金が豊富に ・クレジットや金融市場を利用できない人々の苦境は見えにくく ・新型コロナウイルスのパンデ
米国支配層の実現を求めてやまないパックスアメリカーナの構築プロジェクトは、トランプ政権時に棚上げされたが、バイデンになって復活するとでも朝日は思っているのだろうか?私には笑止千万としか見えない。
パックスアメリカーナプロジェクトは間違いなく向こう10年で崩壊すると私は睨んでいる。その理由として次なようなことが言えよう。
1.日本人の殆どが信じないが、パックスアメリカーナのプロトタイプは実はパックスロマ―ナだ。膨大な奴隷層を下敷きにして、パックスロマーナは繁栄したが、士気高いゲルマンの蛮族の侵入であえなく崩壊した。パックスアメリカーナもラテン系と黒人といういわば事実上の奴隷層の基盤の上に立っている。それはロマ―ナと同じ。これから、士気高い中南米人の攻勢にパックスアメリカーナは立ち向かわざるを得ない。その勝ち目は乏しい。
2.今後、中国の科学技術水準が猛烈なスピードで高まって行く。それにつれ、世界の俊秀が中国に集まる。その傾向は加速しよう。
3.私的強欲を原動力にするドル基準通貨制度には見直しが不可欠だ。アフリカ、中南米に不人気なニューヨーク連銀、IMF,世銀の公正公明を欠く操業姿勢は早晩行き詰まろう。
余談だが、自民党は可及的速やかに米国と一線を画し、アセアン諸国と同調することを模索する時期に直面している。まず、手始めに、ファイザー等のm-RNA方のワクチンに加え中国のシノバックの採用も検討すべきだと私は考える。リスク分散は常識だ。
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