米国社会の格差はこれまでも様々な形で報じられてきている。
 昨年、ブルムバーグは「トップ50人の資産2兆ドル、下位50%の1億6500万人分に匹敵」と報じた。
 こうした格差社会が政治・社会面で「アメリカ/ファースト」「白人至上主義」のトランプを生み、民主党ではサンダース、エリザベス・ウォーレンの左派勢力の拡大を生み、彼らの力は少なくなっていない。
 こうした中で、1月28日 ブルムバーグはコロナ下で、アメリカ社会は富める者はますます富み、貧しいものはますます苦しくなっていることを報じた。
富める方はゼロ金利の中、資産投資をして豊かになっていく。
・苦しい層は失業などで喘ぐ。
事実関係1「米富裕層、かつてないほど豊かに-コロナ禍で貧富の差さらに広がる」
 ・ゼロ金利政策など米金融政策で高所得層は手元資金が豊富に
 ・クレジットや金融市場を利用できない人々の苦境は見えにくく
 ・新型コロナウイルスのパンデ