• このエントリーをはてなブックマークに追加

なしさん のコメント

橋下徹がかつて既得権益をつぶすと称してクラシック楽団と
大阪府の日本の伝統芸能への補助金を削りました。

無論、自身の人気取りのためにやったことです。

それによってオーケストラ楽団員と能楽師が災難を被りました。
ところがそれに対して大阪府民は橋下徹に大喝采。

日本は徐々に、しかし確実に悪くなっているなあ、と
慨嘆したものです。

わたしはたびたび日本が先進国の座から滑り落ちるのは
そんなに遠くないと書くのですが、それに対しての反応は
まったくない。

みなさん、そんなことは絶対ないと思っておられるのか、
日本が永久に先進国であるのは天与の確定した事柄であると
思っておられるのか、あるいは自分がいなくなった後のことなど
どうでも良いと思っておられるのか。

芸術家が食えなくなっているのは炭鉱のカナリヤです。
No.1
46ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私は1993年大使としてタシケントに赴任しました。赴任時最初に待ち受けていたのは、絵画のモデルになることでした。ウズベキスタンは独立した後、芸術家協会が主催して、各国の初代大使の肖像画を描いておこうという構想です。これを契機にウズベキスタンの多くの画家と知り合いました。その内、タタール系女流画家 ガンバローバとその夫チューブと知り合います。ガンバローバはきれいな色彩の絵を描いいて、ある時何故ですかと聞いたら「生活が苦しいでしょう。せめて絵だけは明るくと思っています」との答えでした。絵は 100ドルから200ドルの間でした。何点か購入した後、「貴方の絵は安いので幾つか買いましたが、100ドルから200ドルは安すぎますよ」と述べたら、「自分の作品がそんなに安いものでないことは私自身が一番知っています。しかし独立後の経済混乱で誰も絵を買いません。だから生きるために安くせざるを得ないのです」でした。  
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。