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りゃんさん のコメント

孫崎さんが
② 国後・択捉に関しては次の合意を行う。
「国後・択捉の帰属に関しては、ポツダム宣言、サンフランシスコ条約、国連憲章などの国際約束を基礎に解決する。必要に応じ、その解決を国際司法裁判所に委ねる
と、書いているのには、興味をそそられます。

つまり、これは、帰属論的には「棚上げ」ということだろうとおもいます。違う言い方をすると、「棚上げ」というには、最低でもこれくらいは決められていなければそもそも法的な意味がない、かりに「棚上げ」的なやりとりが真実あったのだとしても、それは法的な意味のない政治的な美辞麗句だということです。わたしがなにを言いたいのかは、おわかりでしょう。

このんで、叩かれたい、侵略されたいヒトビトが本当に多いとおもいます。
No.12
45ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:日本が、①ポツダム宣言を受諾し、戦争終結を行ったこと、②サンフランシスコ条約に署名して国際社会に復帰したことを考えれば、我々がポツダム宣言、サンフランシスコ条約を無視していいという立場は国際的に取りえない。 2:特に サンフランシスコ条約は日本が軍事的圧力ではなく、自分の選択として条約を多くの国々と結んだのである。  サンフランシスコ条約時において、吉田全権は国後・択捉を南千島と位置づけ、放棄したくない旨述べたがそれは受領されるに至らなかった。 3:サンフランシスコ条約締結後、日本政府は国後・択捉は日本領土でないとの立場を取っていた。 4:その転機は日ソ国交回復時にある。  当時の重光外相は、平和条約の締結において、二島返還しかないとの立場を決め、それをダレス国務長官に述べたのに対し「許さない。それをするなら沖縄を返さない」と言われた。これが「ダレスの恫喝」である。 5:他方歯舞色丹はどうか。  地理
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。