りゃんさん のコメント
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トランプ氏に対する弾劾裁判は不思議な裁判である。トランプはすでに大統領職を離れている。職を離れた人物に何故弾劾しようとするのか。それはトランプ氏が依然政治的に影響力を持ち、弾劾を行うことで、彼の政治生命を絶つことを望んだと言える。さらに、共和党内にもトランプの影響力を削ぎたいと望む人々も存在し、現に今回7名が弾劾を支持した。 だが今日米国には共和党内に根強いトランプ支持者がいる。 今回の弾劾を巡る動きで、共和党支持者 の85%が弾劾を行うべきでないとしている。さらに共和党支持の傾向にある者に対し、「共和党の指導者達はトランプの指導に従うべきか、別の方向を模索すべきか ] との問いで、トランプに従うべきとするのが 57 %にも上っている。 バイデン政権の動静いかんによっては、トランプが再び米国政治の前面に出てくる可能性がある。 A-1: 事実関係1「トランプ前大統領に無罪 共和造反7人、3分の2達せず―
その結果得られた「共通理解」とは次の二点に集約されるだろう。
その1。トランプに投票した数千万人のなかで、一定程度以上政治的主張のある人々は、たいてい反DSであろうということ。日本の単純な反米親中派が「米国の」犯罪として好んで例に出すウクライナ問題は、「米国の」犯罪というよりは、「DSやそれと結びついた米国政治家」の犯罪であり(※1)、反DSなトランプ支持者たちは、それを批難するであろうということ。。
その2。DS陣営のなかに、隠れようもなく中共の姿がみえ、中共もDSの垢にまみれていること。バイデンは中共とズブズブだし、選挙不正の中心的存在であったドミニオン社は中共と深い関係があるなど、数え上げればきりがない(※2)。
つまり「共通理解」とは、要するに、「米国=DS」ではなく、一方、中国はDSと深い関係があるということだ。
わたしは、「トランプはとくに支持しないが、トランプを支持している人々とは連帯すべきだとおもう」「米国を百万回批難しようとも中国が良い国だということにはならない」とここで述べてきたが、「共通理解」の方向は、わたしのこの年来の主張の方向と同様である。
一方、単純な反米親中派の「「米国=DS」であり、中国はDSから無垢である」という主張はますます論拠を失ってゆくだろう。
※1 ただし、ウクライナ問題についてはロシアもまた悪辣なことには注意が必要だ。
※2 といっても、中共とDSの関係も、単純ではない。そもそもDS自体が別に一枚岩ではない。ただ、はやくとも数十年後以降「one world」が実現し、しかもそのとき中共が世界一の経済大国であるなら、いずれDSの本拠地は中国国内にあることだろう。そのとき、「one world」の「国歌」は「imagine」がふさわしい。
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