changeさん のコメント
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出典 『鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩』 「歌っていいですか」
歌っていいですか 独りの部屋であなたがうなされている時 歌っていいですか あなたの苦しい夢のなかで・
歌っていいですか 塹壕の中であなたがが照準を合わせている時 歌っていいですか 幼い日の思い出の調べを・
歌っていいですか ふるさとを見失いあなたが路上にうずくまる時 歌っていいですか 暮れかかる今日の光のきらめきを・ 歌っていいですか この世のすべてにあなたが背を向ける時 歌っていいですか 愛を あなたとそして私自身のために
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谷川俊太郎「泣けばいい」 泣けばいいんだ泣けばいい 哀しいときは泣けばいい 泣けば烏もカアと鳴く。
泣けばいいんだ泣けばいい ひとりのときは泣けばいい 遠い誰かにとどけとばかり 風もいっしょにむせび泣く・
泣けばいいんだ泣けばいい 苦しいときは泣けばいい 泣いてどうなる
「詩」を作るときは。心を「空っぽ」にして一切の先入観を排除しているといっている。
無限の可能性を秘めた「心」からその時その時出てきた言葉が「詩」となっているということなのでしょう。
学歴があると、いつも学歴を背負って、高名な誰それが言っているといって、知識を開けだす人が多い中で、一切の知識にとらわれることがない。ただ「詩」に向き合っている姿勢が、、素朴だが、また子供にもわかりやすく親しまれ、学校でも取り上げられているのでしょう。
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