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フレデイ タンさん のコメント

菅氏の米国訪問について私には既視感があります。

1895年の日清戦争後の三国干渉、それに続く日英同盟の時代です。三国干渉はアングロサクソン以外の帝国主義の国であるロシア、ドイツ、フランスが中国と言う美味しい市場を独り占めするなと日本にいちゃもん付けたのです。その後、日英同盟が締結され、アジア人として初めて列強の一員として日本が認められたのです。

当時、中国は阿片の大市場だったのです。阿片の供給はアングロサクソンが殆ど独占し、その根源的利潤は莫大でした。アングロサクソンが日本をその利潤確保のガードマンとして使いたくなるのは当然のことでしょう。

バイデン氏は日本の菅氏をおだてて中国にぶつかるのを期待している筈です。英国のロスチャイルドが日露戦争をファイナンスして、日本をロシアにぶつけたみたいに。

孫崎先生の文章の下から二行目の「基本的自由を擁護するアメリカ主導の国際秩序ヴィジョン」は、どう考えても、「コカインやヘロウインを販売することを半ば公然と容認し、CIAとMI6とモサドが取り仕切る国際秩序ヴィジョン」と言う風にしか聞こえて来ません。

100年以上も、ヘロウインの原料たる阿片を大量にアングロサクソンによって売り込まれ、苦しんだ中国が米国が唱える「基本的自由」を受け入れることは絶対にないでしょう。

No.1
43ヶ月前
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菅首相は12日、来月前半に米ワシントンを訪問し、バイデン大統領と直接会談する意向を表明した。対面で会談する最初の外国首脳として迎えられる見通し。  さて、米国からみた「同盟国」(米国から見た勢力下にある国)とはどんなものか。  グレアム・ アリソン( 1940 - )は ハーバード大学ケネディ行政大学院の初代院長である。特徴は、パブリックセクターにおけるリーダージップ育成にある。第一期クリントン政権の政策担当国防次官補として、対ロシア(旧ソビエト)政策を担当した。従って、米国のワシントン、学界での最も権威ある人々の一員である。  彼は2020年3月号『フォーリン・アフェアーズ』に「新しい勢力圏と大国間競争」を発表したが、ここでの「同盟国」の位置づけを見てみよう。 ・勢力圏とは、「自国の影響下にある地域で、他国が服従することを求めるか、支配的影響を行使できる空間」のことだが、「(冷戦後の)アメリカがそうし
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。