• このエントリーをはてなブックマークに追加
菅首相四月前半訪米予定。では米国からみた「同盟国」(米国の勢力下の国)はどう位置付け。権威のアリソン教授 勢力圏とは、「自国の影響下にある地域、他国が服従とを求め、支配的影響を行使」。服従しない時、経済制裁や体制変革等の代償を支払わされる。
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

菅首相四月前半訪米予定。では米国からみた「同盟国」(米国の勢力下の国)はどう位置付け。権威のアリソン教授 勢力圏とは、「自国の影響下にある地域、他国が服従とを求め、支配的影響を行使」。服従しない時、経済制裁や体制変革等の代償を支払わされる。

2021-03-13 08:45
  • 18

菅首相は12日、来月前半に米ワシントンを訪問し、バイデン大統領と直接会談する意向を表明した。対面で会談する最初の外国首脳として迎えられる見通し。
 さて、米国からみた「同盟国」(米国から見た勢力下にある国)とはどんなものか。
 グレアム・アリソン(1940 - )はハーバード大学ケネディ行政大学院の初代院長である。特徴は、パブリックセクターにおけるリーダージップ育成にある。第一期クリントン政権の政策担当国防次官補として、対ロシア(旧ソビエト)政策を担当した。従って、米国のワシントン、学界での最も権威ある人々の一員である。
 彼は2020年3月号『フォーリン・アフェアーズ』に「新しい勢力圏と大国間競争」を発表したが、ここでの「同盟国」の位置づけを見てみよう。
・勢力圏とは、「自国の影響下にある地域で、他国が服従することを求めるか、支配的影響を行使できる空間」のことだが、「(冷戦後の)アメリカがそうし

この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く
他8件のコメントを表示

>>8
私の初めて聞いた歴史の見方です。まだ疑問、質問はありますが参考になりました。

No.9 44ヶ月前

何度か孫崎さんの講演会に参加しているが、日米安保に対しての質問があると、日米基軸から他国との関係が生まれると話していたが、今回初めて悲劇的なことが起きるといっており、日米基軸反対を表明した。

台湾・尖閣諸島に目を向けていたが、3月13日CNNが報道する「グアム、今や中国の標的」米インド太平洋軍司令官が警告という記事を目にした。
フィリップ・デービッドソン司令官が中国軍は太平洋にある米領や米自治領周辺での活動を活発化しているとし、米領グアム島は今や標的になっており防衛の必要性があると米上院軍事委員会公聴会で指摘した。中国は太平等への進出を強化していると指摘した。
グアムには現在THAADで守られているが、ミサイル防衛システム「イージスアショア」に必要な経費16億米ドル(1774億円)を認めるようにべいぎかいにもとめた。太平洋に潜水艦を配備しようとすれば尖閣の領土確保は確かに中国の核心的利益に合致する。

夕方の報道では、英国が中国の台頭に対して核兵器を増やす方向であり、中国の覇権主義に対し各国が核兵器を含めた戦力増強の方向に向かえば極めて危険な方向を目指しているといえる。

No.10 44ヶ月前

>>10
貴殿はやはりオボコイですな。日米基軸反対が初めて?孫崎先生は私の理解では米帝国主義に違和感をお持ちだと思いますよ。勿論、レーニンが学説で明らかにした「帝国主義」という専門用語の使用は避けられていらっしゃいますが、レーニンの学説については深い理解がおありだと私は拝察いたしております。

中国の標的に米領グアム島がなっていると貴殿はお書きですが、冗談はやめて下さい。中国は領土的野心は全くありません。ご心配なく。フィリップ・デービスとかがそれらしき英語をはなしているかもしれませんが、それらは全部フェイクです。そういうセンセーショナルな表現をしなければ、予算がもらえないとか、自分らの米国内における存在価値を高める算段の結果、おおげさな英語を繰り出します。

米国の一つの戦略は中国の貿易補給線を遮断することです。中國にとっては、輸入、輸出を米国によって邪魔されることに対して防御する必要が喫緊の課題です。護送船団の拡充は不可欠です。ただそれだけですよ。米国は海賊行為も拉致も何でもやる国としても有名です。大国中国でも油断できません。

中国は覇権主義を採用しません。全ての国と仲良くしたいのです。米国とも仲良くしたいが、何を考えているのか、米国は握手しようとしません。嫌な国ですね。

No.11 44ヶ月前

>>8
ありがとうございます。日本共産党の歴史にそんなことがあるのですね。
。米国でマッカーシズムの赤狩りがあったのに何故日本共産党は許されているのかとか、記憶が曖昧ですが読んだ本で浜田和幸氏の本に終戦直後占領軍の将校と保守系国会議員と共産党議員が仲良く写った写真があると記述があったような気がします。鈴木宗男議員が失脚した時に共産党からの国会での追及があったようで今でもそれを恨まれているようです。議員の失脚はいろいろ勉強すると日露平和条約交渉阻止がどうもあった模様です。やはり日本共産党は党名を変更して野党共闘をした方が良いと改めて思いました。公明党も庶民の党なのに与党で消費税増税に加担と裏切りが多いとどちらも占領政策の一翼を担っていたと裏の歴史があったのかもしれません。

No.12 44ヶ月前

>>11
反米を明確に打ち出した発言を聞くのは今回が私にとって初めてです。このブログは赤旗より過激な反米者の集まりと判断し

コメントを止めます。フレディさん グッバイ。

No.13 44ヶ月前

>>13
そんなこと言わないで下さい。

私たちは脱炭素、脱格差、非核、非戦に向かってウオール街にアジトを置く国境なき巨大資本と闘わねばなりません。

喫緊の課題はまず米中戦争を回避することです。日本が米の鉄砲玉になると日本は壊滅します。とにかく、この国土の自然の美しさを守らなくてはいけません。そして、あの1946年のハイパーインフレーションを二度と起こしてはなりません。

インドネシアのスカルノが打ち出した非同盟をもう一度今度は日本から盛り上げなくてはいけません。西欧や米国は地球の為には何もいいことやって来ませんでした。今こそ、アジアが立ち上がって地球を救わなくてはなりません。

CHANGEさん、一緒にやりましょうや。

No.14 44ヶ月前

>>11
「中国の標的に米領グアム島がなっていると貴殿はお書きですが、冗談はやめて下さい。そういうセンセーショナルな表現をしなければ、予算がもらえない、自分らの米国内における存在価値を高めるため、おおげさな表現を繰り出します。」この点が理解できない、無視する人がいます。論点は「中国の標的に米領グアム島がなっている」が事実かどうかです。自分がそう思うからそうである。その前提で次の論理を展開する。唯心論です。私は神を信じない、事実のみ認める唯物論者です。

No.17 44ヶ月前

1、米国からみた「同盟国」(米国から見た勢力下にある国)とはどんなものか について

ある種の政治学の議論の仕方で、覇権国とか覇権国の同盟国、勢力圏といった用語について、抽象的に定義したうえで議論しているものである。たとえば、気体の性質について理想気体を想定してその性質を調べたうえで現実の気体に議論を還元するのと同じである。

なので、そういう議論のしかたがされているからといって、ただちに現実に米国が日本をそうみていると考えるのは、拙速的な議論であろう。あるいは、この議論では、中国もロシアも同盟国をそのようにみているというのが前提になっているといってもよい。

とはいえ、実際にそうみている米国人がいるかもしれないし、日本も米国との同盟にいかなる甘い考えを持ってもならないのは勿論である。

そして、「今後は悲劇的になっていくだろう」とあるように、米国が弱体化し中国が日本を脅かす世界は、日本にとって悲劇ぶくみの難しい対応が迫られる、さらに甘くない世界になる。


2、内政不干渉について

安易に「内政不干渉」などと踊り狂うヒトビトは、

【われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。】

という文章を、たぶん知らないのであろうな。

この文章は、【日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。】と続く。これは日本国憲法前文の最後の部分である。

つまり、安易に「内政不干渉」などと踊り狂うヒトビトは、反憲法的な人格の持ち主ということになるだろう。

もちろん、なんでもかんでも対等な主権国同士が相手国の内政を問題にしていいわけではない。しかし問題にしていい場合があり、それが「人道に対する罪」が犯されている場合であり、だからジェノサイド認定が問題になるのだ。

じっさい、「内政不干渉」などと踊り狂うヒトビトでも、ヒトラーの犯罪や、インディアンの虐殺は問題にするが、問題にすることそのものは誰も問題にしない。それらが人道に対する罪だからだ。

ダブルスタンダートは許されない。

臓器抜き取りや不妊手術を認めないヒトビトも、強制収容所を認めないわけにはいかない。衛星写真もあるし、中国政府そのものが強制収容所をみとめている(再教育施設という名前だが)。もし日本に、「高齢な反憲法的な人格の持ち主」を再教育する施設ができて、数万数十万レベルで人々が連行され、いつになっても帰ってこないなんてことがおきたら、と考える想像力くらいあってほしいものだ。

3、共産党について

日本共産党が武装闘争を捨てたのは、六全協(1955)でのことだ。それまでは、中国共産党やソ連の共産党が日本共産党に影響を与えていたのだが、日本の大衆にまったく武装闘争が支持されないことが総括されたわけだ。くだらない小説を書くヒトビトには困ったものだ。

最近の日本共産党が中国に厳しいのは、(極端な言い方をすれば)中国からカネをもらって豪邸に住んでいる不破の権力が、とうとう落ち目になり、志位がようやくまともなことを言い出したからだというのが通説だ。

4、changeさんについて

わたしも反米ですが、それは反DSという意味に近く、中国のための反米に日本を巻き込もうとしているヒトビトとは違います。どうかそこはご理解ください。

世の中にはいろんな人々がいて、わたしのように、同調圧力に対して、やられたらやり返す人もいれば、そういう場そのものが耐え切れない人もいます。もし本当に去られるのなら、どうかこれからもお元気で。

5、グアムについて

中国空軍がアンダーセン空軍基地を攻撃しているイメージ動画はなかなか迫真的でしたね。


No.19 44ヶ月前

やはり「内政干渉」が分水嶺ですね。「自分たちの主張が正しい」だから正義のために「悪い国に内政干渉しよう。
ついでに転覆しよう」戦争が好きな人は友達になれませんね。
ソ連は「万国の労働者は団結して資本主義国は倒せ」西側諸国は「悪魔の共産主義国を倒せ」まあ冷戦で済み、核戦争にならなくて良かったです。
父親が戦死した人間として可愛い子供や孫は戦争無縁の人生をおくらせたい。
戦争好きの人は戦争ゴッコを、どこか違う星でしてほしいですね。
火星でどうですか?

No.20 44ヶ月前

>>6
バンドン会議ですね。1954年に中国周恩来が非同盟中立 内政不干渉「米ソ両国から」すごいですね。
スターリンが死に朝鮮戦争が休戦。このまま行けば歴史が・・・。残念「アメリカは張り子のトラ」の勇ましい
毛沢東が・・・劉少奇 鄧小平 周恩来は「実権派 資本家の回し者」子供の紅衛兵を利用して長年の仲間を追い落とす。しかし生き残った鄧小平が1949年の建国の暫定憲法「人民共和国」「国家資本主義」今やっと判った。「内政不干渉」は年期が入っている。挑発にのらず、後進国のみならず先進国の期待もよろしく 残念なこと
に戦前治安維持法の中 命をかけて戦った日本共産党が今「香港に自由と民主主義を」姿をみて・・・
川上貫一さんが「自民党は共産主義は自由がないと言っています。貧乏人の我々は腹の足しにならんニセの自由より、お米が欲しいのですよね」といっていました。
タンさん また私の知らない歴史の事実をコメントしてください

No.21 44ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。