フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
各国の経済力の比較において、 GDP (国民総生産)が使われるのは、当然として、通常は、為替レートに応じた国際比較を行う。多くの人々が接している数字である。 ただし、この数字は為替レートに影響される。政治情勢の不安定な国や、発展途上国の通貨は弱い。このことは、これらの国々の経済力を実態より弱めることとなる。それで各々の通貨で財がどれ位手に入るかを計算し、「購買力」を基礎に計算するのが、購買力平価ベース GDP である。簡単に言えば、マクドナルド価格に換算しなおして、計算するようなものである。この手段は、 IMF, 世銀も利用しており、特別に特異なものではない。 A-1 事実関係 CIA WORLD FACTBOOK (億ドル以下切り捨て) 順位 国名 金額 該当年 1 中国 22 兆 ,5265 億ドル 2019 est. 2
冒頭にい言いたいのは、世界の実質的な主権者が誰かと言えば、在米国境なき巨大資本ということです。世界で問題が起こるとすれば、この巨大資本が自らの利益極大化を実現させるために起こしていると見れば、間違いありません。
そして、この巨大資本が維持強化していきたいのは米ドルの準備通貨のステータスです。その為に、オバマはロシアのルーブルを暴落させロシア経済の崩壊を策しましたが、見事に失敗しました。中国の人民元がルーブルを救ったのです。そして今、バイデン政権は巨大資本の命に従い中国に挑もうとしてます。
しかし、世界のこれからの課題は経済ではないのです。GNPを増やすことではありません。地球温暖化をどう阻止するかです。その為には、成長無き経済の達成です。換言すれば、限られた富の分配です。
成長無き経済、富の分配に気付いているのは西欧人、ロシア人、中国人です。残念ながら、米国人と日本人だけが無知のせいでそのロジックさえも理解してない。それこそが、この地球の解決すべき問題です。
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