フレデイ タンさん のコメント
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菅首相訪米において、 日米首脳共同声明 が行われた。 そこには、 「米国は日米安保条約五条が尖閣諸島に適用されると再確認」 が入れられている。 日本の多くの国民は、中国の軍事力強化に対し、不安に思っている中、米国が 「日米安保条約五条が尖閣諸島に適用される」=米国は軍事的に尖閣で日本を助けてくれる と思い、したがって今後日米関係強化に向かい、努力を重ねていくべきだと思ったと思う。 ( It =( The United States ) also reaffirmed the fact that Article V of the Treaty applies to the Senkaku Islands. ) しかし、 「日米安保条約五条が尖閣諸島に適用される」 ということは、決して 「米国は軍事的に尖閣で日本を助けてくれる」と同意語ではない。 このことはしばしば主張してきたことであるが、今回日米首脳共同声明で繰り返されてい
続き
トランプ政権下、米国との臨戦態勢状態の北京はコロナの後に台湾が問題になると想定していた。案にたがわず、今回の日米声明に繋がっている。
蔡総統は日米同盟を引きずり込むことに成功し、成功感に浸っている筈だ。彼女はこれから大陸に対峙するらしいが、私には成功するとは思えない。
一つは、台湾人が大陸同胞に対して反感を持っているか?だ。持ってないのじゃないかな。台湾人にもし独立心が強ければ、ラングーンみたいな、香港みたいなデモがあるだろう。ところが、そういう報道が無い。台湾人は意外に冷静じゃないのか、ということ。蔡女史だけが、日本の神道の櫻井よし子さんや大宅映子みたいにヒステリックに反共を唱えているだけじゃないのかと思う次第。
二つ目は、蔡女史が日本の主流の親米右翼と米国の戦争屋を味方に付けたことが致命的になる。台湾は昔日本の植民地だった。その日本に助けを求める、駄目ですね。そして、米国戦争屋も駄目。中国は米国人を歓迎するが戦争屋は絶対ダメです。台湾が独立性を確保したいなら、一国二制度の修正だろう。イデオロギーとしては非同盟中立だろう。交渉相手は、当事者である北京。決して、菅やバイデンではない。彼女は決定的に間違った。
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