• このエントリーをはてなブックマークに追加

p_fさん のコメント

userPhoto
p_f
受賞理由の一つにBLM(黒人の命も大切)への支援が挙げられているが、「黒人白人一体の民衆の街頭運動」に見えるBLMも、その実、巨大資本(=DS)に操作されていることを念頭に置かねばならない。オバマを大統領に育てたのもDS━その意味でだ。

“現在、BLM運動に熱心に参加しているあらゆる肌色の米国人のほとんどは彼らの祖国「アメリカ合州国」が英国からの植民地独立戦争以来、分厚く巨大な嘘で固められて来た国家であることを、本当には承知していないのです。このことこそ、米国の黒人に対する警察当局の過剰な暴力行使の問題、人種差別一般の問題を遥かに超えた根本的な問題であると私は考えます。”
(藤永茂氏ブログ「私の闇の奥」2020/7/26)

一方では-

“大坂なおみさんは...祖国ハイチ共和国の輝かしい、しかし、苦難に満ちた歴史についての読書に励んだりしているようです。フランツ・ファノンの名著『地に呪われたる者』も、父親から勧められて読んだのかも知れません。
海老坂武著『フランツ・ファノン』(みすず書房)...その11ページに訳出されている『地に呪われたる者』の結論部からの文章を以下に掲げます:

 「ヨーロッパはそのあらゆる街角で、世界のいたるところで、人間に出会うたびごとに人間を殺戮しながら、しかも人間について語ることをやめようとしない。このヨーロッパに決別しよう」

 「ヨーロッパの真似はしまいと心に決めようではないか。われわれの筋肉と頭脳とを、新たな方向に向かって緊張させようではないか。全的人間を作り出すべくつとめようではないか」

 ファノン自身による「全的人間」の措定はなされていませんが、海老坂武氏はファノン自身の諸々の文章から、次のように読み取ります(p53〜p54):

 「全的人間とは、他者に対する謙譲、心づかい、愛情を大事にし、人間同士の協力、コミュニケーションに価値を置く人間である」

 「全的人間とは、自律的な共同体の、自律的な成員である」”(「私の闇の奥」2020/12/29)
No.2
42ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
大坂なおみ選手がローレウス世界スポーツ賞の最優秀女子選手賞を受賞した。  ローレウス世界スポーツ賞は、各年に世界のスポーツの各分野で活躍した個人及び団体を選出してたたえる賞である。「スポーツ界のアカデミー賞」とも呼ばれ、ダイムラーとリシュモンが共同で創設した。  この最優秀賞の重みは、例えば男性を見ればわかる。例えば、 2020 年 メッシ ( サッカー ) 2019 ジョコビッチ ( テニス ) 、」 2017 ボルト ( 陸上競技 ) 、 2008 フェデラー ( テニス ) 、 2004 年シューマッハ (F1) 、 2003      アームストロング ( 自転車ロードレース ) 、 2001 ウッズ ( ゴルフ ) 等が受賞している。  今回大坂なおみ氏が受賞した理由に競技面のほか、「ブラックライブズマター」の人種差別抗議運動の支援なども評価された。  大坂なおみ選手がマスクでアピールする、米黒人犠牲者たち」「テニスの大坂なおみ選手(日本)が、米ニューヨークで開
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。