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m.m.さん のコメント

これらの世論調査は、全て電話による調査であり、最初の質問だという点に注目すべきだ。

多くの人は政治向きのことばかり考えているわけではないから、突然かかってきた電話で内閣支持を問われても、とっさに「支持しない」とは答えず、「はい」などと答えるのではないか。
「支持しますか?」の答えが「はい」なら、「支持する」に入れられるだろう。
「支持しない」と言えるのは、現政権に辟易している人だけだろう。

その証拠に、その後の「支持する理由」や個別の政策に対する賛否では批判的意見が多くなっている。

世論調査をやっている担当者たちが、正しい調査をしようと考えているなら、内閣支持の質問は個別政策に対する意見を聞いた後に変えるはずだ。
内閣支持の質問順を変えないのは、政権に忖度して「少しでも高い支持率にしたい」と考えている証拠である。
No.1
42ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
内閣支持率がどの程度客観的な数字かは不明である。産経新聞の世論調査で、委託を受けた機関が、適当に数字を作り上げていたのはごく最近の話である。 (参考記事:「フジテレビと産経新聞の合同世論調査で不正 架空回答 14 回 2500 件」毎日新聞 2020/6/19 )  数字を作り上げる手段には様々なものがあろう。実施しているかいないかは別として、完全な無差別ではなくて、これまでの調査で、政権支持と答えた人のリストを作成し、この回答を入れるという手段もありうる。 ・かつ内閣支持率は、政権支持側のメディアが内閣支持率が高く、やや批判的姿勢をとる新聞では内閣支持率が低いという現象を示している。 ・こうした中で、注目されるのは、政権を支持する報道を行っているとみられる読売新聞、 NHK が5月低い支持率を出したことである。 ・読売新聞報道 ( )内の数字は前回4月2~4日の結果 ◆あなたは、菅内閣を、支持しますか、支持しませんか
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。