りゃんさん のコメント
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A: 事実関係「緊急事態宣言下でも東京五輪開けるか、食い下がる本紙記者に菅首相は…<会見詳報>(東京新聞) 菅義偉首相は28日の記者会見で、 東京五輪開催の可否を判断する基準となる感染状況について尋ねた質問に答えず、緊急事態宣言下でも五輪開催が可能と考えるか問われても「当面は宣言を解除できるようにしたい」とだけ述べた。いずれも本紙が内閣記者会の幹事社として質問。 本紙は質問の際、「正面から答えなかったり、曖昧だったりする回答が多く、国民が不満を抱いている。明確に答えるようお願いする」とも要望した。しかし、菅首相から直接的な答えはなかった。宣言下での開催については再質問もしたが、首相は「(感染防止に)配慮しながら準備を進めている」と語るにとどめた。 質疑応答】 記者(幹事社・共同通信) 東京都や関西圏に3回目の緊急事態宣言が発令されて1カ月余り。長期化している期間をさらに延長せざるを得なくなった原因
つまり開催できるかどうかは感染状況にかかっているという考えが前提の質問をしているのに対し、
首相は、「五輪についてのさまざまな声は承知している」、
つまり記者の考えは「さまざまな声」のひとつであると受けた上で、「選手らの感染対策をしっかり講じて、安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守っていく」という考えが自分の前提だと答えている。
そしてそのための方策としていくつか述べているが、
「国民との接触の防止だ。海外の報道陣を含めて関係者を組織委員会が管理する宿泊先に集約し、事前登録された外出先に限定し、移動手段は専用のバスやハイヤーに限定する。関係者と一般国民が交わることがないよう動きを分ける。外出、観光することはない」
「大会期間中、悪質な違反者は国外退去を求めたい」
と明言している点が自分としては一番のニュースだと感じた。こうした点が本当に実現できるかは心配だが、実現できるなら、海外客からの持ち込み、あるいは海外客への感染はほぼゼロにおさえることができるだろう。
それとは別に、国内で五輪に関連して人々が密になることを避けなければならないのは当然だが。
別に首相の肩を持つつもりは全くないけれども、この程度の読解力もないひとびとはけっこう多いのではないか。
「角度をつけた報道」というのは、朝日新聞の中の人の造語だったと記憶しているが、どの新聞も、事実の報道のなかに、自社の考えを紛れ込ませている。わたしとしては、朝日とか東京とかは、とくに顕著だと感じる。
しかし、角度はつけていても、事実も報道しているのだから、その角度の部分だけに反応する読者は、まことにみっともない感じがする。
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