p_fさん のコメント
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私は今 大塩平八郎著 『洗心洞箚記』 を読んでいる。 大塩平八郎は、大坂町奉行所の元与力で、天保 8 年( 1837 年)に反乱を起こしている。私が大塩平八郎に関心を持ったのは、三島由紀夫の言葉による。 英国の日本研究学者に アイヴァン・モリスという人物がいる。彼の著書『光源氏の世界』は英国でダフ・クーパー賞を受賞している。ダフ・クーパー賞は文芸評論、歴史等の著作に毎年一名が受賞している。彼は源氏物語に精通している。 三島由紀夫はこの アイヴァン・モリスに、「もしも西洋人が日本精神の本質を理解したいならば、日本人の持つ勇健精悍なたけだけしい英雄の典型として大塩平八郎を研究したらよい。日本精神とは王朝女官の日記や優雅な歌と歌とをかわすならわし、あるいは儀式的なお茶会などだけで代表されるべきものではない」と述べている。 私はこの発言に興味を持ち、大塩平八郎を少し、学び始めたのである。 アイヴァン・モリスは「大塩
旅客機の機長ならば、機体を制御できない無能な機長などあり得ない。墜落するからだ!
だが、役人(指導者)の無能によって生活に害が及んでいることが解る脳力を持つ大衆が日本には極端に少ない。「風が吹けば?」「葉っぱが揺れます!」と答えるだけだ。これが一つ。
そして、権威を持った側がやることには、たとえ納得がいかなくとも、いちいち考えずに黙って従うよう、物心付く頃から刷り込まれているのが日本の大衆だ。日本の中学、高校の授業中、教師の説明を遮って質問する者など今も皆無でないか。
かつて、ジャズ系 人気グループの来日公演を中野サンプラザ史上 五本の指に入ると言われた素晴らしい音響で堪能できた。PAシステムを丁寧に制御していたからだ。それから数年後、再来日公演のチケット取るのも難しくなったが、簡易保険ホール、中央・前から5列目を確保した。しかし、案の定、サイテーの音響であった。当時、大ホールでの この手のライブは大音量で圧倒するのが定番で、回り込みやすい低音のドラムとベースに他楽器が常に掻き消されていたからだ。だが、聴衆は皆 熱狂していた。隣席の人に「ギターもピアノも全然聴こえないよね」と不満を言うと「こういう感じ(音響)が このバンドの持ち味なんじゃないの?」と満足気な表情だった。
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