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changeさん のコメント

無償・有償の視点とは別に、官僚が民間に転身する場合の処し方が、思想信条に価値観を置くか、具体的政策の規制改革に価値観を置くかによって、大きく道が分岐するようだ。

思想信条に価値観を置けば、多くの人は政界に打って出る。自民党を選択する場合もあれば、野党を選択する場合もある。評論家、学者などの選択もあるがほとんどが反体制・憲法護持が根幹となる。

規制改革を通した具体的政策の方針変換を成し遂げようとする人は、制作提言者としての活動をして、政権の内外で政策の実現を図ろうとする。

孫崎さんは,さしずめ思想信条の実現を目指しておられるといえるのではないか。政策実現の方は、最近「さざ波」で話題になっている高橋洋一さんではないか。高橋さんは内閣参与として報酬を得ていなかった。無報酬で内閣参与を引き受けていたことになる。規制改革を通した政策実現に生きがいを感じているといえる。

孫崎さんにしろ、高橋さんにしろ、報酬を期待するのでなく、国家国民に尽くすという「公僕意識」が生きていることに日本が未だすたれていないと実感する。ただ、時代が過ぎると、無償の働き=公僕意識が消えてなくなるのでしょうか。心配である。
No.1
41ヶ月前
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 私は今日、77才。日々ツイッター、ブログの発信、週一で動画発信、時に講演、執筆を行っている。65才で定年になってから、一般の人々と逆に活動の幅が広がり活発化した。  防衛大学校で定年退職する直前、2009年3月 『日米同盟の正体』を出したのが全ての出発点である。出版社から本を出すのはそう容易でない。もし、『日米同盟の正体』が出版されていなければ、今日の私の活動はない。どうして出版に至ったかを見てみたい。  2001年から防衛大学校で勤務していた時、時々東洋経済誌の記者が中東問題の取材に来られた。私はイラク、イラン双方に勤務しているので、中東問題にはある程度の土地勘がある。かつ、防衛大学校時代は比較的時間があったので、丁寧に説明していた。記者は自分の原稿のために取材しているので、特段の謝礼はない。説明は無償である。繰り返すが、私には時間が十分あるので、丁寧に説明していたと思う。  この記者は、無償
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。